韓国サッカー代表が１１日、水原（スウォン）ワールドカップ（Ｗ杯）競技場でアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）と２０１４ブラジルＷ杯アジア地域３次予選の第３戦を行う。１勝１分けの韓国としては必ず勝たなければならない試合だ。ＵＡＥに勝てなければ、来月１１日（ＵＡＥ）と１５日（レバノン）で行われるアウエー試合ではいばらの道を歩くことになる。このため‘中東キラー’の活躍が期待される。

韓国代表選手のうち中東チームとの試合に強い選手は少なくない。主将の朴主永（パク・ジュヨン、２６、アーセナル）が先鋒だ。朴主永（パク・ジュヨン）はＡマッチ５５試合に出場し、２１得点している。中東チームとは１７試合で９得点。すべてＷ杯予選試合で、チームへの寄与度が非常に高い。アウエー５試合でも４得点と起伏はない。

李東国（イ・ドングク、３２、全北）と李根鎬（イ・グノ、２６、ガンバ大阪）も中東キラーだ。李東国は７得点、李根鎬は６得点している。ＵＡＥ戦でも２選手が後半に交代で出場する可能性が高い。相手ＤＦの体力と集中力が落ちた後半途中に投入され、ゴールを狙うと予想される。


客観的な戦力と最近の雰囲気を見ると、韓国はＵＡＥ戦で有利な試合を展開すると期待される。韓国は最近３試合で２勝１分けと勢いを維持している半面、ＵＡＥは３連敗中だ。この過程で監督も交代した。カタネツ前監督に代わってビスピル監督代行が指揮を執っている。韓国戦はビスピル監督代行体制で行うＷ杯予選の初戦となる。戦術的な完成度は高くないと予想される。