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<ショートトラック>ロシア代表チーム、韓国コーチ陣を解雇

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ロシアのショートトラック代表チームを指導してきた韓国人コーチらが解雇された。

露ショートトラック連盟(SKR)は5日(日本時間)、ホームページで「ロシア代表チームのチャン・クォンオク総監督(米国名ジミー・チャン)とチェ・グァンボク・コーチ、マッサージ専門家キム・ジホ氏ら韓国人3人を解雇した」と発表した。

アレクセイ・クラフチョフSKR会長は解雇の理由を「選手練習方式をめぐる韓国人コーチとロシア人指導部の対立」と説明した。


クラフチョフ会長によると、米ソルトレークシティーで先週行されたロシア代表チームの合宿中、チェ・コーチが練習後に休憩するロシア選手の姿勢が良くないと注意し、その罰としてトラックを30周するよう命じたのが事件の発端となった。

ロシア人のブラサリン・コーチは「チェ・コーチの罰はひど過ぎる」とし、命令に応じないよう選手に指示した。するとチャン監督が強く異議を提起し、ブラサリン・コーチを解雇しなければロシア代表チームを離れると警告した。

韓国人とロシア人のコーチ間の葛藤が激しくなると、クラフチョフ会長は結局、韓国人コーチ団を解雇するカードを選んだ。クラフチョフ会長は「最近、韓国コーチらが意図的にロシア人の指導部と葛藤を深めているような印象を受けた」とし「よい形で問題を解決しようとしたが、うまくいかなかった」と説明した。

葛藤の原因は韓国とロシアの練習文化が違いにあるとみられる。クラフチョフ会長は「チャン監督がロシア代表チームの現実に適応できず、『生き残る者がチャンピオンになる』という韓国の方式にこだわった」とし「練習方法を変えるべきだという要求を受け入れなかった」と主張した。チャン監督らは昨年半ばからロシア代表チームを指導してきた。

クラフチョフ会長はこの日、チャン監督ら韓国コーチ団解雇決定を発表し、「今回の事件はアン・ヒョンス選手の活動に影響を及ぼさないはず」と強調した。



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