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朝鮮の王&王妃ファッションにニューヨーカーが感動

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

王と王妃の服を着ている(左から)パク・サンウォンとチェ・シラ、未来の韓服を披露したイ・ウンヒ氏。

米国ニューヨークのメトロポリタン美術館に朝鮮の王と王妃が現れた。王は360人余りのニューヨーク・オピニオンリーダーに酒と肴を振舞った。

韓国服飾科学財団と宮中料理研究院は3日(現地時間)、ニューヨーク総領事館の後援を受け、メトロポリタン美術館で「朝鮮の王、ニューヨークに来る」というイベントを開き、ファッションショーと韓国料理を披露した。

朝鮮の王に扮装した俳優のパク・サンウォンと2006年トリノ冬季五輪フリースタイルスキーモーグルの銅メダリスであるトビー・ドーソンは、黄龍袍・紅龍袍・黒龍袍など、朝鮮王の伝統衣装を披露した。明成皇后(ミョンソンファンフ)の服飾を再現した女優のチェ・シラは、華やかで堂々とした王妃の衣装で参加者の視線を集めた。衣装をデザインした韓服専門家のキム・へスン氏は「メトロポリタンでファッションショーを開くのは今回が初めて。1着作るために最短でも2年はかかる朝鮮王の服飾に、美術館の関係者も驚いていた」と説明した。


1996年のミスコリア真で、俳優イ・ビョンホンの妹であるイ・ウンヒ氏をはじめとする女性モデルは、朝鮮の王室の宮中衣装や妓生(キーセン)の衣服、一般女性の平常服などを紹介した。ファッションショーの後には、朝鮮王朝最後の厨房尚宮ハン・ヒスンの後継者で宮中料理技能保有者の韓福麗(ハン・ボクリョ)氏が宮中料理を振舞った。

同日の行事には、朝鮮王と王妃が博物館に現れたあと、来賓をエジプトの遺物が展示されている部屋に案内し食事や酒を出すという形式で行われた。行事会場には潘基文(パン・キムン)国連事務総長をはじめ、“カリスマ主婦”マーサ・スチュアート氏、米国ドラマ「セックス・アンド・シティー」のファッションデザイナーとして知られるパトリシア・フィールド氏ら、ニューヨークのファッション・音楽・料理などの各界有名人360人余りが出席した。特に朝鮮王室最後の王女であるイ・へギョン女史が特別客として招かれて耳目を集めた。



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