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三星、世界スマート市場で‘台風の目’に浮上

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
三星(サムスン)電子が、これまでアップルが主導権を握ってきた世界スマート市場の地図を揺るがす‘台風の目’に浮上した。マイクロソフト(MS)・インテルなどグローバルIT企業と電撃的に提携したほか、スマートフォン特許をめぐるアップルとの訴訟戦でも積極的な動きを見せている。

三星は28日、マイクロソフトと包括的特許共有協約を結んだ。世界最大チップメーカーのインテルとは開放型プラットホームであるウェブ基盤の基本ソフト(OS)「Tizen」の共同開発を宣言した。続いて29日にはグーグルの次世代OSを搭載したリファレンスフォン「Nexus Prime」の発売日程も明らかにした。

三星のこうした攻勢は業界の大きな注目を浴びている。米国の特許専門弁護士クリストファー・コリンズ氏は業界専門誌「Eコマースタイムズ」とのインタビューで、「(マイクロソフトとの包括的協力は)三星としては非常に賢い戦略」とし「過度に(コストを)支払わない今回の協約は、三星が前に進める扉を開いたといえる」と評価した。


一部では、世界的な「アップルvs反アップル」構図で続いてきた過去数年間の世界モバイルスマート機器市場の地図が、ハードウェア最強の三星を中心に新しく構成されるという観測も出ている。



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