「大宇(デウ)」というブランドは妙に懐かしさを感じさせる。ある人はこのブランドから1980年代に「世界経営」というスローガンを掲げて世界を駆け回った大宇商社マンを、ある人は世界史に類例のない高速成長を遂げた‘輸出韓国’を思い浮かべる。大宇インターナショナル(旧大宇総合商社)はこうした大宇ブランドの象徴的な会社だ。
28日(現地時間)は大宇インターナショナルにとって意味のある日となった。同社が5%の株式を保有して開発に参加した豪州ナラブリ(Narrabri)炭鉱から日本に輸出する7万5000トン(約100億ウォン規模)の有煙炭をコンテナ船に積んだのだ。
地下170メートル(長さ1.8キロ)の坑道では船積みを控えた有煙炭の採掘が行われていた。外は明るかったが、高さ・幅4-5メートルの炭鉱の中は真っ暗だった。トラックから降りると、石炭独特のにおいがする。数歩歩く度に黒い泥水に足が浸る。頭を上げてガタガタという音がするほうを見た。安全帽の照明に照らされた掘削機が石炭を掘っていた。
大宇インターナショナルのチョン・ジェボン豪州支社長(44)は「作業員が手作業で石炭を掘るのではなく、100%機械で掘るのでホコリが少ない」とし「作業員・物資用、鉱物用、喚起用の通路3つを通して採掘するので空気は快適」と説明した。
ここで掘り出された黒い有煙炭は休む間もなくコンベヤーに自動で載せられ、近くの野積場に運搬される。山積みされた有煙炭を洗浄した後に列車に積むためだ。列車に積まれた有煙炭はここから380キロ離れたニューキャッスル港に到着し、29日に日本へ輸出する。
キム・ギホ大宇インターナショナル専務(51)は「1967年の大宇創立後、直接開発に参加した鉱物資源を海外に輸出するのは初めて」と語った。
大宇インター、豪州有煙炭開発3年目で日本に初輸出(2)
28日(現地時間)は大宇インターナショナルにとって意味のある日となった。同社が5%の株式を保有して開発に参加した豪州ナラブリ(Narrabri)炭鉱から日本に輸出する7万5000トン(約100億ウォン規模)の有煙炭をコンテナ船に積んだのだ。
地下170メートル(長さ1.8キロ)の坑道では船積みを控えた有煙炭の採掘が行われていた。外は明るかったが、高さ・幅4-5メートルの炭鉱の中は真っ暗だった。トラックから降りると、石炭独特のにおいがする。数歩歩く度に黒い泥水に足が浸る。頭を上げてガタガタという音がするほうを見た。安全帽の照明に照らされた掘削機が石炭を掘っていた。
大宇インターナショナルのチョン・ジェボン豪州支社長(44)は「作業員が手作業で石炭を掘るのではなく、100%機械で掘るのでホコリが少ない」とし「作業員・物資用、鉱物用、喚起用の通路3つを通して採掘するので空気は快適」と説明した。
ここで掘り出された黒い有煙炭は休む間もなくコンベヤーに自動で載せられ、近くの野積場に運搬される。山積みされた有煙炭を洗浄した後に列車に積むためだ。列車に積まれた有煙炭はここから380キロ離れたニューキャッスル港に到着し、29日に日本へ輸出する。
キム・ギホ大宇インターナショナル専務(51)は「1967年の大宇創立後、直接開発に参加した鉱物資源を海外に輸出するのは初めて」と語った。
大宇インター、豪州有煙炭開発3年目で日本に初輸出(2)
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