朴主永（パク・ジュヨン、２６、アーセナル）が２試合連続ゴールを決めた。しかし中東遠征で勝利をつかめなかった。

趙広来（チョ・グァンレ）監督率いる韓国代表は７日（以下、日本時間）、アウエーで行われたクウェートとの２０１４年ブラジルワールドカップ（Ｗ杯）アジア３次予選第２戦で１－１で引き分けた。

左サイドで先発出場した朴主永は前半８分に先制ゴールを決めるなど活躍を見せた。朴主永はレバノン戦のハットトリックに続いて２試合連続のゴール。


しかし後半８分、クウェートのフセイン・アリに同点ゴールを許し、勝ち点１を追加することで満足しなければならなかった。これでクウェート戦の歴代成績は８勝８敗４分けとなった。

朴主永は前半８分、南泰煕（ナム・テヒ）のパスを受け、右足で先制ゴールを決めた。池東源（チ・ドンウォン）が中間でパスをスルーし、完璧なチャンスをつくった。

しかし前半１７分、チャ・ドゥリが負傷で抜けたことで、攻撃力が半減した。突破とクロスの威力が弱まった。チーム全体の均衡が崩れ、攻撃の多様性も落ちた。相手の逆襲でサイドを攻められ、クウェートに何度かチャンスを与えた。結局、クウェートは後半８分、アリのゴールで同点に追いついた。韓国はサイド攻撃を許して危機を自ら招き、続いてＤＦの組織力に弱点を表した。

韓国は同点ゴールを許した後、朴主永を中心に反撃に乗り出した。朴主永は後半１３分、南泰煕のクロスに頭で合わせたが、クウェートＧＫの好セーブでゴールはならなかった。

趙監督はサイドを強化するため、後半１９分、廉基勲（ヨム・ギフン）を投入した。廉基勲は鋭い左足キックと突破で攻撃したが、得点にはつながらなかった。趙広来チームはＤＦの組織力不足という課題を抱えながら１－１で試合を終えた。