オランダ情報技術（ＩＴ）専門誌ウェブベレルトは「フォトフリッキングは比較的簡単に他の技術に置き換えられる。 三星がアップデートのような方法で特許侵害をう回できるだろう」と予想した。 三星電子の関係者は「アップルは昨年６兆ウォン（約４３００億円）台の部品を購入した最大の顧客。 しかしアップルを越えられなければ世界トップに到達できないだけに、全力を尽くしている」と述べた。

李健熙会長が瑞草社屋に出勤した時間、太平洋の向こうの米カリフォルニア州シリコンバレーでは、アップルの新しい首長であるティム・クックＣＥＯが職員に「アップルは変わらない」という要旨の電子メールを送った。 ジョブズ辞任後に動揺する役職員を落ち着かせるためと考えられる。 クックは現地時間で２５日に発送したこの電子メールで「スティーブ（ジョブズ）はどの企業にもない企業文化をつくった。私たちはこれをそのまま維持していくことになるだろう」と明らかにした。 続いて「スティーブは素晴らしいリーダであり、私のメンターだった。スティーブが取締役会の議長として今後も指導とともにインスピレーションを吹き込んでくれると期待している」と書いた。 アップルが今後もジョブズの指導と影響力の下にあることを強調したのだ。 こうした努力のためか、アップルの株価は安定し始めた。

三星とアップルの両社はこの秋、新興市場で低価格スマートフォンを前面に出した競争を準備している。 三星電子は９月２日にドイツで開催される国際家電展示会ＩＦＡで、低価格型スマートフォンライン「ギャラクシーＹ」を紹介する。 同社の洪元杓（ホン・ウォンピョ）副社長は２４日、「徐々に拡大している２００ドル以下の大中型スマートフォン市場を攻略し、グローバル携帯電話業界１位になる」と述べた。


アップルも近く低価格型アイフォーンを出すという。 ロイターなど海外メディアによると、従来のアイフォーン４のメモリー容量を減らした形になるという。 従来のアイフォーンに比べて価格を大幅に引き下げ、中国・インド・中南米市場を積極的に攻略する意図とみられる。



李健熙三星会長「ポストジョブズ戦略を立てろ」（１）