昨年、忠清南道(チュンチョンナムド) にある青雲(チョンウン)大学校(4年制私立大学)に通った外国人留学生は310人。彼らの年間授業料は440万ウォン(約34万円)余りだったが、1人当たりの奨学金平均額が340万ウォン(約26万円)に達した。留学生が実際に負担した授業料は100万ウォン(約7万7千円)程度だった。しかし昨年、同大学に通った一般学生が払った授業料は700万ウォン(約54万円)をこえた。1人当たりの奨学金は110万ウォン(約8万5千円)にすぎなかった。国内学生の授業料が外国人留学生より6倍も高いということになる。
韓国の大学が「半額授業料」よりも低い学費を受け取りながらも、外国人留学生の誘致にしがみついていることが分かった。25日、ハンナラ党の趙全赫(チョ・ジョンヒョク)国会議員が教育科学技術部から提出を受けた「外国人留学生の奨学金支給現況」という資料によると、昨年外国人留学生を誘致した大学5校のうち1校は授業料の半額以上を奨学金として支給した。調査対象大学157校の中、奨学金の比率が授業料の50%を超えた学校は30校だった。
趙議員は、「一部の大学が学費を30~50%免除したり、低い成績基準のみ満たせば半額奨学金を与えるなど、無分別に外国人留学生を誘致している」とし、「国内学生らがもらえる恩恵が減るだけでなく、大学の質の低下を加速させるため、留学生の質管理に取り組むべきだ」と述べた。
教育科学技術部は、経営実態の良くない大学が外国人留学生を誘致し延命することを防ぐため、学資金貸出制度を制限を受ける大学や外国人留学生の中途退学率が高い大学に不利益を与えることにした。
韓国の大学が「半額授業料」よりも低い学費を受け取りながらも、外国人留学生の誘致にしがみついていることが分かった。25日、ハンナラ党の趙全赫(チョ・ジョンヒョク)国会議員が教育科学技術部から提出を受けた「外国人留学生の奨学金支給現況」という資料によると、昨年外国人留学生を誘致した大学5校のうち1校は授業料の半額以上を奨学金として支給した。調査対象大学157校の中、奨学金の比率が授業料の50%を超えた学校は30校だった。
趙議員は、「一部の大学が学費を30~50%免除したり、低い成績基準のみ満たせば半額奨学金を与えるなど、無分別に外国人留学生を誘致している」とし、「国内学生らがもらえる恩恵が減るだけでなく、大学の質の低下を加速させるため、留学生の質管理に取り組むべきだ」と述べた。
教育科学技術部は、経営実態の良くない大学が外国人留学生を誘致し延命することを防ぐため、学資金貸出制度を制限を受ける大学や外国人留学生の中途退学率が高い大学に不利益を与えることにした。
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