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【社説】朝ロ首脳会談、条件なしの6カ国協議再開に合意(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
南北接触、米朝協議、全体協議の順で6カ国協議は再開順序が決まっており、朝米協議まではすでに進められた状態だ。したがって、朝ロ首脳会談で明らかにした金正日(キム・ジョンイル)総書記の立場をどう受け取るかについて当事国間の協議が必要と思われる。北朝鮮の先行措置を要求する立場のみ固守していては、協議再開が実現できない可能性が高い。結局、金総書記の立場表明を契機に他の当事国らが協議再開に柔軟性を発揮できるかどうかがカギにならざるをえない。

朝ロ首脳会談では、ロシア~北朝鮮~韓国をつなぐパイプラインの連結事業についても深みある議論がなされたと思われる。3国を貫通する約1100キロのパイプラインを通して、毎年100億立方メートルの天然ガスを韓半島に輸送するのがロシアの構想だ。

しかし、この事業はすでに述べたように南北関係にかかっている。北朝鮮がやろうと思えばいつでもパイプラインを遮断するかもしれないという疑念と憂慮が存在するかぎり、実現が難しいプロジェクトだ。まず、南北間の信頼回復が優先だ。


韓半島を貫通するパイプラインの建設は南北ロのすべての国に利益となる事業だ。しかし、その前に6カ国協議の進展と南北関係の改善が必要だ。韓半島の非核化問題で進展がなされ、南北が互いを信頼できれば、可能なことはパイプライン事業だけにとどまらない。シベリア横断鉄道(TSR)と韓半島縦断鉄道(TKR)をつなぐ「鉄のシルクロード」事業や3国を貫通する電力線連結事業もいくらでも可能となるだろう。



【社説】朝ロ首脳会談、条件なしの6カ国協議再開に合펈(1)

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