国会の独島領土守護対策特別委員会が１２日、独島（トクト、日本名・竹島）で開催予定だった全体会議を気象悪化のため延期した。

これにより特別委が独島会議を強行する場合、厳しく対応するとの立場を明かした日本との外交対立も先延ばしになった。

独島特別委委員長の姜昌一（カン・チャンイル）議員（民主党）は１１日、「独島で開くことになっていた特別委の全体会議を悪天候予報のため次の機会に延期することになった」と明かした。


独島特別委は、日本政府の教科書わい曲に対応するため、４月２２日と５月１２日も独島会議を推進していた。しかし気象悪化を理由に実現していない。

これに先立ち日本の菅直人首相は１０日、独島特別委の独島会議開催計画について強い遺憾の意をを表明し、枝野幸男官房長官も記者会見を通じて「昨今の状況を踏まえさらに厳しい対応をすべきではないかと思っている」と語っていた。

一方、独島特別委所属の民主党の張世煥（チャン・セファン）議員は、独島特別委を常設化する国会法改定案を発議した。