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金正恩、特殊部隊を国境地帯に急派…即決処刑権も(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長が、北朝鮮軍部と住民に対する内部取り締まりを強化している。 最近は特殊武力部隊の「暴風軍団」を朝中国境地域に急派した。 この部隊は即決処刑権を持ち、すべての軍部隊を検閲できる強大な権限が与えられた。 国境守備隊が金を受け取って密輸や脱北を目をつぶる行為を徹底的に取り締まるということだ。 しばらく見られなかった公開処刑も再開された。 軍部隊と住民を相手にした恐怖政治が、金正恩後継体制の構築のための有力な手段に急浮上したのだ。

最近、自由北韓放送、デイリーNKなど北朝鮮専門メディアは、金正恩が朝中国境地域の両江道(リャンガンド)と咸境北道(ハムギョンブクド)に「暴風軍団」を派遣して検閲に入ったと一斉に報じた。 暴風軍団は平安南道徳川市江岸洞(ピョンアンナムド・ドクチョンシ・カンアンドン)にある特殊戦部隊。 有事の際、韓国に投下されて後方を攻撃する目的で組織された部隊だ。 この部隊が朝中国境の第一線を取り締まっている。

北朝鮮内の消息筋は「金正恩の指示で、思想と忠誠度が検証された特殊部隊の軍人からなる暴風軍団が今月1日から国境に配置された」と伝えた。 両江道のある消息筋は「取り締まりに応じなければ射殺できる権限を持ち、住民が恐れている」と話した。 咸境北道穏城(オンソン)の消息筋も「暴風軍団の軍官(少尉以上)が中心になり、国境警備隊と密輸者を対象により厳しい検閲を行っている」と伝えた。

<サッカー>金正恩、特殊部隊を国境地帯に急派…即決処刑権も(2)

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