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壬辰乱で日本に勝利した提督の子孫、独島を守る警備隊長に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
壬辰倭乱(文禄・慶長の役)当時、李舜臣(イ・スンシン)将軍のもとで露梁(ノリャン)海戦を勝利に導いたユ・ヒョン将軍(1566-1615)の第14代子孫が、独島(ドクト、日本名・竹島)警備を総括する鬱陵(ウルルン)警備隊長に任命された。

警察庁は3日、独島守護意志を強化するという意味で鬱陵警備隊長の職級を従来の「警監」から「警正」に格上げし、新しい隊長にソウル恵化(ヘファ)警察署のユ・ダンヒ警務課長(警正)を任命したと明らかにした。初の警正級鬱陵警備隊長になったユ警正は全国警察を対象にした公開募集で選抜された。

1980年に「巡警」で警察生活を始めたユ警正は20年以上にわたり情報業務を担当し、警察隊と国税庁で情報学の講義を行うなど‘情報通’として知られている。最近の日本自民党議員による鬱陵島訪問の試みに関しては、「国際社会に独島が韓国の領土という事実を知らせるなど積極的に広報する」と述べた。ユ警正は「壬辰倭乱当時、ユ・ヒョン将軍が背中に彫った‘尽忠報国’という言葉を心に刻んで任務に臨む」と誓った。


この日、鬱陵警備隊のキム・ビョンホン警監、イ・スンス警監、全南(チョンナム)警察庁保安課ナ・ホンギュ警監、慶南(キョンナム)晋州(チンジュ)警察署ユン・チァンス警監の4人は独島警備隊長に任命された。

警察庁は独島警備隊長の職級も従来の「警衛」から「警監」に引き上げた。独島警備隊長は鬱陵警備隊所属で、4人が循環勤務する。現在鬱陵警備隊所属のキム警監とイ警監は勤務を延長した。特に1年6カ月間にわたり鬱陵警備隊長を務め、独島警備を総括したイ警監は「警察人生で光栄なこと。美しい思い出を作りたい」と志願書に書いた。キム警監は独島警備隊長として勤務しながら1階級特進したが、「後任隊長に勤務経験を伝授したい」として勤務延長を申請した。

全南警察庁のナ警監は警察隊第8期で、特攻隊警護警備教育を受けた警備体制構築の専門家。1992年に警察に入門した後、アフガニスタン再建チーム、東ティモール国連統合任務団などで勤務してきた。ナ警監は「日本の極右者が鬱陵島・独島をこっそりと訪問する可能性があるだけに対応マニュアルから準備する考え」と語った。晋州警察署のユン警監は警監昇進と同時に独島警備隊に志願した。

◇鬱陵・独島警備隊=慶北警察庁の所属で、1996年に独島警備隊と戦闘警察隊を合わせて鬱陵警備隊が創設された。警察官20人と戦闘警察147人で構成された鬱陵警備隊は5個小隊で構成されている。4個小隊30余人ずつ計128人が50日ごと交代で独島に勤務する。



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