６月に韓国大手ショッピングセンターのイーマートで１００グラム当たり１１８０ウォン（約８６円）で売られていた欧州産豚三枚肉価格が１カ月で８００～８５０ウォンと３０％程度価格が下がった。

イタリア産ワイン「ガンチア・モスカート２００９年産」も同じ期間に２万５９００ウォンから２万２５００ウォンに値が下がった。７月１日に欧州連合（ＥＵ）との自由貿易協定（ＦＴＡ）発効後に関税が撤廃されたり引き下げられ主要製品の消費者価格が下がった。

企画財政部は３日に明らかにしたところによると、欧州産冷凍三枚肉の価格は最大４７％下がった。フランス・イタリア産ワインは関税撤廃分に相当する１３～１５％程度価格が下がり、これに伴い競争製品の米国産とチリ産ワインの価格も従来より５％ほど下落したことが分かった。


企画財政部関係者は、「国産三枚肉も８月から次第に安定するとみられる。時間が過ぎれば他の製品に関税撤廃効果が拡散していくだろう」と話している。