大邱(テグ)地方裁家庭支院の鄭載ミン(チョン・ジェミン)判事(写真)は大量の事件記録と向き合いながらも、時間をうまく活用しながら長編小説を脱稿した小説家だ。 鄭氏がハ・ジファンという筆名で出した小説『ドクト・イン・ザ・ハーグ』には、独島(ドクト、日本名・竹島)に関する不都合な真実が書かれている。 専門家や政府官僚からはなかなか聞けない話だ。
独島問題をめぐり国際司法裁判所(ICJ)で日本と訴訟戦を繰り広げるという設定からしてそうだ。 「独島問題が国際法廷へ行くことはない」というのが韓国政府の強硬な立場だが、私たちの意志に関係なくICJ訴訟を受け入れるしかない状況を描いたのだ。 実際に訴訟になれば結果は予断できないという警告も小説のあちこちで登場する。
鄭氏はこの小説をきっかけに8月から1年間、外交通商部領土海洋課で派遣勤務することになった。 小説を読んだ外交部幹部の建議を受け入れて金星煥(キム・ソンファン)長官が鄭氏を呼んだのだ。 鄭氏は「小説の中で外交部幹部を最も無能な人として描写したにもかかわらず、一緒に仕事をしようと呼ばれて驚いた」と話した。 どんな勤務をすることになるのかはまだ分からないという。
--独島問題に関心を持つようになったきっかけは。
「司法試験に合格した後、軍(法務官)に行き、国防部国際政策チームで仕事をすることになった。 国防部長官が国会独島特委に出席する場合に答弁資料を準備する仕事を担当し、独島問題を勉強し始めた。 私は歴史学者でも国際法の専門家でもないので論文や専門書籍を書くことはできず、小説という形で自分の考えを伝えた」
日本、長期にわたり独島の国際裁判準備…ICJ所長も日本人(2)
独島問題をめぐり国際司法裁判所(ICJ)で日本と訴訟戦を繰り広げるという設定からしてそうだ。 「独島問題が国際法廷へ行くことはない」というのが韓国政府の強硬な立場だが、私たちの意志に関係なくICJ訴訟を受け入れるしかない状況を描いたのだ。 実際に訴訟になれば結果は予断できないという警告も小説のあちこちで登場する。
鄭氏はこの小説をきっかけに8月から1年間、外交通商部領土海洋課で派遣勤務することになった。 小説を読んだ外交部幹部の建議を受け入れて金星煥(キム・ソンファン)長官が鄭氏を呼んだのだ。 鄭氏は「小説の中で外交部幹部を最も無能な人として描写したにもかかわらず、一緒に仕事をしようと呼ばれて驚いた」と話した。 どんな勤務をすることになるのかはまだ分からないという。
--独島問題に関心を持つようになったきっかけは。
「司法試験に合格した後、軍(法務官)に行き、国防部国際政策チームで仕事をすることになった。 国防部長官が国会独島特委に出席する場合に答弁資料を準備する仕事を担当し、独島問題を勉強し始めた。 私は歴史学者でも国際法の専門家でもないので論文や専門書籍を書くことはできず、小説という形で自分の考えを伝えた」
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