パク・ギョンシン放送通信審議委員(以下、放通審議委員)が、自身が携わっている審議委員によってすでに“わいせつ物”に規定されている男性性器の写真を堂々と自分のブログに掲載した。子どもや青少年も見られる“全体公開”の掲示だった。法学専門大学院の教授でもある彼は、ブログに「写真は自己表現の最も原初的な姿」としながら「表現の自由はすべての表現の自由であり、“社会的によい表現をする自由”ではない」と載せた。我田引水もいいところだ。過ちを謝らず、どこまで都合のいいごり押し論理なのだろうか。それさえも掲示物が「社会的なよい表現」ではないと感じていたのか。彼の逸脱と詭弁は、むしろ表現の自由を冒涜(ぼうとく)している。
パク委員が掲載した写真は、放送通信審議委員会(以下、放通委)の全体会議でわいせつ物と判定され、削除の決定が下されていたものだった。いくら自分が反対した決定だったしても、勝手に写真をブログに掲載するのはまた別の違反行為だ。そのうえ彼は情報通信網法以外に「職務上知りえた情報を他人に漏らしたり、職務上の目的以外には使用してはならない」という放送通信委員会の設置、運営に関する法律(第27条2項)にも背いている。
放通委はきょう通信審議小委員会を開き、所属委員(パク委員)の掲示物を審議する。史上初めての事態だ。しかしパク委員が昨日問題の写真を削除したため、案件自体は却下されそうだ。しかしここで終わってはいけない。彼は軍隊の徴集を避けるために米国籍を取得した状態で一昨年メディア発展国民委員会の委員として活動し、物議をかもした。放通審議委員は民主党推薦で任命されたが、われわれの見るところ、今回の事態は与・野党や進歩・保守の問題ではない。国民の健全な倫理意識とわれわれの子どもたちのわいせつ物露出防止に関する問題だ。パク・ギョンシン委員には放通審議委員の資格はない。
パク委員が掲載した写真は、放送通信審議委員会(以下、放通委)の全体会議でわいせつ物と判定され、削除の決定が下されていたものだった。いくら自分が反対した決定だったしても、勝手に写真をブログに掲載するのはまた別の違反行為だ。そのうえ彼は情報通信網法以外に「職務上知りえた情報を他人に漏らしたり、職務上の目的以外には使用してはならない」という放送通信委員会の設置、運営に関する法律(第27条2項)にも背いている。
放通委はきょう通信審議小委員会を開き、所属委員(パク委員)の掲示物を審議する。史上初めての事態だ。しかしパク委員が昨日問題の写真を削除したため、案件自体は却下されそうだ。しかしここで終わってはいけない。彼は軍隊の徴集を避けるために米国籍を取得した状態で一昨年メディア発展国民委員会の委員として活動し、物議をかもした。放通審議委員は民主党推薦で任命されたが、われわれの見るところ、今回の事態は与・野党や進歩・保守の問題ではない。国民の健全な倫理意識とわれわれの子どもたちのわいせつ物露出防止に関する問題だ。パク・ギョンシン委員には放通審議委員の資格はない。
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