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韓国主要上場企業、4-6月期の実績は予想下回る

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
心配が現実になった。国内主要上場企業の4-6月期の実績が前年同期に比べて悪化したことが明らかになった。今月初めの実績発表を控え、証券会社が企業の予想値を大幅に引き下げたが、その予想値を下回る実績が出た。事実上の「アーニングショック(earning shock)」だ。

金融監督院電子公示や金融情報会社エフエヌガイドによると、22日までに4-6月期の暫定実績を発表した58上場企業の売上高(109兆6106億ウォン)は前年同期(100兆3677億ウォン)に比べて9.2%増えた。しかし営業利益が大幅に減った。4-6月期の営業利益は10兆3834億ウォン(約8000億円)で、昨年同期(12兆5204億ウォン)に比べて17.1%も減った。売上高に対する営業利益の比率も前年同期の12%から9%台に落ちた。

昨年過去最大の実績を出した国内企業の実績が悪化したのは悪材料が集中したからだ。欧州財政危機と米国経済指標の鈍化で市場の不安感が強まったうえ、インフレ圧力で中国など新興国が緊縮に入り、消費も委縮した。原料・資材価格の上昇にもかかわらず販売価格は上がらないため収益性が悪化し、さらにウォン高傾向で国内輸出企業の価格競争力も落ちた。


何よりも「看板企業」の実績悪化が懸念される。大手企業20社のうち12社の営業利益が減少または赤字に転換した。特に情報技術(IT)企業の不振が目立った。三星(サムスン)電子の場合、4-6月期の売上高は増えたが、営業利益(3兆7000億ウォン)は前年同期(5兆142億ウォン)に比べて26.2%減少した。ハイニックスの営業利益と純利益は前年同期比でそれぞれ56%減、34.2%減となった。LGディスプレーの営業利益は赤字に転換した。ポスコとLG化学の4-6月期の営業利益も前年同期比でそれぞれ11.4%減、6.3%減となった。



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