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中国総参謀長が韓国国防長官に対し米国を非難・・・外交的欠礼指摘も(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
心を決めたかのような陳総参謀長の発言は取材陣が聞く中で10分余りにわたり続いた。会談に参加した関係者は、「金長官が話す暇もなく陳総参謀長が話を続けた。韓中会談なのか米中会談なのか混乱するほどだった」と話した。こうした陳総参謀長の言動をめぐり外交的欠礼という指摘が出ている。通常、会談前のメディアに公開する冒頭発言はあいさつ程度にとどまり、話題も両者(韓中)間の懸案に限定するためだ。また、中国の総参謀長は韓国の合同参謀議長に相当し、長官より格が低いポジションだ。

陳総参謀長は韓半島問題と関連し、「南北はひとつの民族でひとつの家族。中国は兄弟の台湾問題を処理する際に忍耐心を持って全体的な方法で解決しなければなければならないと考える」と話した。韓国が北朝鮮に忍耐心を持って政策を進めることを間接的に求めたものと分析される。

これに対し金長官は、「韓米中3カ国の人々が互いに訪問して紹介するのを見ると北東アジア情勢はうまくいくようだ」と反論した。続けて、「昨年の北朝鮮の哨戒艦爆沈と延坪島(ヨンピョンド)攻撃は韓国の国民に大きな傷と怒りを起こさせた。最近20代の若者たちも80%が北朝鮮の挑発時には武力で応戦しなければならないと答えた」と紹介した。


金長官はこれに先立ち、次期中国指導者の習近平副主席を表敬訪問した席で、中国に抑留されている国軍捕虜家族5人の早期送還を要請し、習副主席は、「韓国政府と連絡を維持しながら協議するようにする」と答えた。



中国総参謀長が韓国国防長官に対し米国を非難・・・外交的欠礼指摘も(1)

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