“フィギュアクイーン”から”スタイルクイーン”に。6日(現地時間)、南アフリカ共和国ダーバンで見せたキム・ヨナ選手のファッションが話題になっている。
キム選手は国際オリンピック委員会(IOC)総会でプレゼンテーションを行う際、黒いワンピースの上に同色のケープ(マント)を羽織り、かわいいながらも優雅なファッションを披露した。厳粛な公式席上の雰囲気に合わせて黒を選びながらも、硬く見えるジャケット代わりに丸肩のケープを選んだ。スタイリストのソ・ジョンウンさんは「光沢のある素材で、高級なタキシード感を出した。ワンピースのすそはひざの上に持ってきて、20代前半のはつらつとしたところを前面に出した」と説明した。
この服は第一毛織(チェイルモジク)の婦人服ブランド、クホ(KUHO)の製品だ。ブランドの責任者であるチョン・クホ専務が自らデザインした。プレゼンテーションのためには、ファッション1つも戦略的に選ばなけらばならないというキム選手側の要請を受け、5月末から2カ月かけて作られた。チョン専務は「レッドカーペットのような華やかなデザインを表面に表すことはできなかった」とし「その代わり、腕が動くたびにケープの裏地の杏色が見え隠れするように、ポイントをつけて普通のスーツとの差別化を図った」と話す。
熾烈な招致競争でキム選手が感性を刺激する役割を務めたように、ファッションも厳粛さを排除する戦略を選んだということだ。プレゼンテーション舞台で選んだ衣装は、キム選手の魅力を最大限に引き出せるようなデザインに焦点を合わせた。Aラインのワンピースによるストレートな細身を、ケープによって丸い小顔を引き立つようにした。戦略的ファッションに対する反応は即効的だった。
キム・ヨナが平昌五輪プレゼンで着た黒いマントは“戦略”だった(2)
キム選手は国際オリンピック委員会(IOC)総会でプレゼンテーションを行う際、黒いワンピースの上に同色のケープ(マント)を羽織り、かわいいながらも優雅なファッションを披露した。厳粛な公式席上の雰囲気に合わせて黒を選びながらも、硬く見えるジャケット代わりに丸肩のケープを選んだ。スタイリストのソ・ジョンウンさんは「光沢のある素材で、高級なタキシード感を出した。ワンピースのすそはひざの上に持ってきて、20代前半のはつらつとしたところを前面に出した」と説明した。
この服は第一毛織(チェイルモジク)の婦人服ブランド、クホ(KUHO)の製品だ。ブランドの責任者であるチョン・クホ専務が自らデザインした。プレゼンテーションのためには、ファッション1つも戦略的に選ばなけらばならないというキム選手側の要請を受け、5月末から2カ月かけて作られた。チョン専務は「レッドカーペットのような華やかなデザインを表面に表すことはできなかった」とし「その代わり、腕が動くたびにケープの裏地の杏色が見え隠れするように、ポイントをつけて普通のスーツとの差別化を図った」と話す。
熾烈な招致競争でキム選手が感性を刺激する役割を務めたように、ファッションも厳粛さを排除する戦略を選んだということだ。プレゼンテーション舞台で選んだ衣装は、キム選手の魅力を最大限に引き出せるようなデザインに焦点を合わせた。Aラインのワンピースによるストレートな細身を、ケープによって丸い小顔を引き立つようにした。戦略的ファッションに対する反応は即効的だった。
キム・ヨナが平昌五輪プレゼンで着た黒いマントは“戦略”だった(2)
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