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【海外コラム】潘基文国連事務総長の課題(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
潘基文(バン・キムン)国連事務総長の再選に国際社会は安心する雰囲気だ。 変動が激しい世界情勢で国際社会の連帯は非常に重要となる。 この5年間、潘総長は国際的な連帯を実現させてきた。 国連事務総長の連任はそれほど容易なことではない。 192加盟国の組織を率いる首長の国連事務総長は、利害関係による国際社会の分裂という荒波にぶつかるしかない。 しかし潘事務総長はリーダーシップを発揮しながら国際社会の利害関係を調整し、その結果、全会一致で再選された。

特に常任理事国(米国・英国・中国・フランス・ロシア)が潘事務総長の再選を支持したのは非常に印象的だ。 潘事務総長はこれらの国の心強い支援を受けることになった。 私は国連の「ミレニアム開発目標」(MDGs、2015年までに貧困撲滅・保健教育改善・環境保護など8つの目標を実践するために潘事務総長が主導しているプロジェクト)のための事務総長特補として仕事をしている。 こうした貴重な機会を通して、国際社会が貧困・環境脅威・紛争などの問題を解決できるという希望を抱くようになった。

国連事務総長の机には常に国際社会のさまざまな問題が山積している。 戦争とクーデター、革命などの問題のほか、自然災害・伝染病・貧困・気候変動などの問題が、事務総長の脳裏から離れない。 私は最近、潘事務総長のエジプト・チュニジア訪問に同行した。 潘事務総長はこれらの国の民主化努力を支持し、特に今年初めから民主化革命の最前線で活動する若いリーダーを支持している。

【海外コラム】潘基文国連事務総長の課題(2)

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