週末のゴルフ場予約よりさらに難しいものがある。野球愛好者が集まって試合ができる野球場を確保することだ。「練習よりも野球場の交渉をする方が大変だ」という愚痴が出てくるほどだ。
最近のプロ野球人気に押され社会人野球に対する関心も高まっている。昨年韓国野球委員会(KBO)に登録したアマチュア・生活体育野球チームは5600チーム、選手数12万4457人に達した。未登録チームを含めれば1万チーム、選手数25万人になると集計された。だが、彼らが野球を楽しめる野球場は全国に140カ所だけだ。数字上では72チームがひとつの野球場を一緒に使っていることになる。
社会人野球チームは毎年爆発的に増えているが、野球場は2002年から昨年までの9年間に57カ所増えただけだ。同じ期間にサッカー場は510カ所、ゴルフ場は103カ所増えた。現在建設中の野球場は大邱市寿城区(テグシ・スソング)と慶尚南道宜寧(キョンサンナムド・ウィリョン)の2カ所だけだ。
こうした事情から週末の野球場使用競争率は数十倍まで上がり、野球場レンタル料も上昇している。私設野球場(1試合平均20万~30万ウォン)より安い公共施設の野球場は抽選を通じて使用権を与えている。抽選に当選した同好会が球場使用権を現金で売る不法行為も広がっている。この過程で公共野球場使用権が私設野球場より高くなる場合もある。 釜山(プサン)社会人野球団「キャリアス」のイ・ジョンジェ総務は球場交渉を「戦争」と表現し、「運動場を確保するために会員が休暇を取って探し回っている。それでも球場を確保するのは空の星を取るようなものだ」と話した。
球場レンタル料だけでなくリーグ参加費も相当な負担だ。大部分の球場が1年単位でリーグ運営団体と貸与契約をするため、社会人野球チームは毎年約300万ウォンを出して正式リーグに加入しなければならない。正式リーグに加入せずに野球場を利用するのはほとんど不可能だ。だが、リーグ運営者らも球場を確保しにくいのは同じだ。年末になると野球場を確保するためにリーグ運営者ら同士で戦争をする。次の年の球場を確保できなければ該当リーグのチームは野球ができなくなる。そのため一部チームは3~4種類のリーグに重複加入したりもする。
野球人口25万人…球場数は全国にわずか140カ所(2)
最近のプロ野球人気に押され社会人野球に対する関心も高まっている。昨年韓国野球委員会(KBO)に登録したアマチュア・生活体育野球チームは5600チーム、選手数12万4457人に達した。未登録チームを含めれば1万チーム、選手数25万人になると集計された。だが、彼らが野球を楽しめる野球場は全国に140カ所だけだ。数字上では72チームがひとつの野球場を一緒に使っていることになる。
社会人野球チームは毎年爆発的に増えているが、野球場は2002年から昨年までの9年間に57カ所増えただけだ。同じ期間にサッカー場は510カ所、ゴルフ場は103カ所増えた。現在建設中の野球場は大邱市寿城区(テグシ・スソング)と慶尚南道宜寧(キョンサンナムド・ウィリョン)の2カ所だけだ。
こうした事情から週末の野球場使用競争率は数十倍まで上がり、野球場レンタル料も上昇している。私設野球場(1試合平均20万~30万ウォン)より安い公共施設の野球場は抽選を通じて使用権を与えている。抽選に当選した同好会が球場使用権を現金で売る不法行為も広がっている。この過程で公共野球場使用権が私設野球場より高くなる場合もある。 釜山(プサン)社会人野球団「キャリアス」のイ・ジョンジェ総務は球場交渉を「戦争」と表現し、「運動場を確保するために会員が休暇を取って探し回っている。それでも球場を確保するのは空の星を取るようなものだ」と話した。
球場レンタル料だけでなくリーグ参加費も相当な負担だ。大部分の球場が1年単位でリーグ運営団体と貸与契約をするため、社会人野球チームは毎年約300万ウォンを出して正式リーグに加入しなければならない。正式リーグに加入せずに野球場を利用するのはほとんど不可能だ。だが、リーグ運営者らも球場を確保しにくいのは同じだ。年末になると野球場を確保するためにリーグ運営者ら同士で戦争をする。次の年の球場を確保できなければ該当リーグのチームは野球ができなくなる。そのため一部チームは3~4種類のリーグに重複加入したりもする。
野球人口25万人…球場数は全国にわずか140カ所(2)
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