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韓国の電子・自動車競争力…東レ・デュポンを呼び込んだ(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

写真=東レが亀尾で生産する炭素繊維はこのように使われる。左からLNG運搬船の貯蔵タンク、ゴルフクラブ、航空機の胴体と翼、未来軽量化自動車のボディ。

韓国産業の強固な競争力が1兆ウォンを軽く超える外国投資と技術革新センター誘致を引き出した。

日本の東レと韓国法人の東レ尖端素材は28日、慶尚北道亀尾(キョンサンブクド・クミ)国家産業第4団地で、2022年までに1兆3630億ウォン(約1025億円)を投資する内容の覚書を慶尚北道、亀尾市と締結した。また、この日米国の化学・バイオ企業のデュポンは京畿道盆唐(キョンギド・プンダン)に世界初の「イノベーションセンター」をオープンした。

東レの日覚昭広社長はこの日、最先端新素材の炭素繊維第1工場起工式後の記者懇談会で、「韓国に炭素繊維素材を使う造船・自動車分野の世界的企業が多いということが投資を決めた主要要因のひとつ」と話した。続けて、「韓国を東レの世界最大の生産拠点にしたい」と付け加えた。東レは現在日本と米国、フランスで炭素繊維を生産しており、世界の炭素繊維市場の40%を占めるこの分野でトップのメーカーだ。


韓国に炭素繊維工場が建設されるのは初めてだ。第1工場は2013年1月に完工予定だ。東レと東レ尖端素材は欧米に炭素繊維生産工場を作るだけでなく、これを原料にした航空機・自動車部品工場まで建設する。覚書締結式に参加した知識経済部の金正寛(キム・ジョングァン)次官は、「1兆3630億ウォンは韓国に生産施設を作るグリーンフィールド型投資では過去最大規模」と話した。

東レ尖端素材は2022年までに投資が完了すると、協力会社と便宜施設従事者まで含め全3万人の雇用が創出されるとみている。また、韓国法人の売り上げは昨年の1兆1300億ウォンから2022年には5兆ウォン以上に増え、韓国内の関連産業の総生産は10兆ウォンに達すると予想した。覚書締結式と起工式には東レの榊原定征会長と日覚社長、東レ尖端素材の李泳官(イ・ヨングァン)社長、ハンナラ党の李相得(イ・サンドゥク)、金晟祚(キム・ソンジョ)、金泰煥(キム・テファン)議員、金正寛次官、慶尚北道の金寛容(キム・クァニョン)知事、武藤正敏駐韓日本大使らが参加した。



韓国の電子・自動車競争力…東レ・デュポンを呼び込んだ(2)

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