ロッテ百貨店は16日、中国で天津1号店を17日にオープンすると明らかにした。天津1号店はロシア・モスクワ店、中国・北京店に続いてロッテ百貨店の3番目の海外店。韓国資本が100%出資したデパートは今回が初めてとなる。ロッテは301億ウォン(約23億円)を投資した。
中国に進出する海外企業は現地企業との合弁で店を出すのが一般的だ。中国政府が外国企業の単独店舗設立を認可しなかったうえ、外国企業も中国事業のリスクを意識し、合弁を好む傾向があった。しかし01年に世界貿易機関(WTO)に加盟した中国の段階的流通市場開放計画に基づき、05年からは中国国内で活動中の外国流通企業も単独で店舗を出せるようになった。
ロッテ百貨店が08年8月にオープンした北京店の場合、中国の銀泰グループと折半出資だった。中国市場に関する理解が不足した状況で単独で店舗を出すよりも、中国に基盤を持つ優良企業と提携するほうが有利だという判断からだ。
同社の李哲雨(イ・チョルウ)代表は「初めて北京に進出した時は中国文化に対する理解が不足し、多くの試行錯誤を経験しながらノウハウを積んだ」とし「天津店は100%私たちの資本で設立した店舗であるだけに、速い意志決定が可能になり、さらに私たちが韓国で蓄積したノウハウとシステムを100%発揮できるようになった」と述べた。
ロッテ、中国で「デパート韓流」開く(2)
中国に進出する海外企業は現地企業との合弁で店を出すのが一般的だ。中国政府が外国企業の単独店舗設立を認可しなかったうえ、外国企業も中国事業のリスクを意識し、合弁を好む傾向があった。しかし01年に世界貿易機関(WTO)に加盟した中国の段階的流通市場開放計画に基づき、05年からは中国国内で活動中の外国流通企業も単独で店舗を出せるようになった。
ロッテ百貨店が08年8月にオープンした北京店の場合、中国の銀泰グループと折半出資だった。中国市場に関する理解が不足した状況で単独で店舗を出すよりも、中国に基盤を持つ優良企業と提携するほうが有利だという判断からだ。
同社の李哲雨(イ・チョルウ)代表は「初めて北京に進出した時は中国文化に対する理解が不足し、多くの試行錯誤を経験しながらノウハウを積んだ」とし「天津店は100%私たちの資本で設立した店舗であるだけに、速い意志決定が可能になり、さらに私たちが韓国で蓄積したノウハウとシステムを100%発揮できるようになった」と述べた。
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