延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件から1カ月後の昨年12月、韓半島にまた緊張が漂った。 韓国軍の延坪島海上砲射撃訓練に合わせて、北朝鮮軍がペクリョン島と延坪島一帯の海岸砲の砲門を開き、放射砲を前進配置するなど、追加挑発の態勢を見せていると伝えられた。 しかし韓国軍は緊張しなかった。 これが偽物だったからだ。 わが軍は偽物の中に隠された本物のため、万一の事態に対応したのだ。
当時、政府消息筋は「北朝鮮が本物の砲と偽物の‘模擬放射砲’をペクリョン島と延坪島北側西海岸地域に展開したことが確認された」とし「軍当局が北朝鮮軍の動きを精密に追跡している」と話した。 偽物を前進配置しながら別のところから射撃し、韓国軍をかく乱する作戦だったのだ。 もし韓国側が精密打撃をしてくる場合、偽物を打撃するよう誘導しようということだ。 ところが韓国軍当局はこうした北側の動きを細かく把握していた。 北朝鮮が作った模擬砲は122ミリ・240ミリ放射砲に似ていると、政府は明らかにした。
政府の発表を後押しする写真が最近、中国のサイトで公開された。 偽物のタンク、放射砲、滑走路、ミグ機の写真だ。 こうした光景を撮影できるのは北朝鮮軍か、北朝鮮を訪問できる中国軍事当局者しかいない。 観光客は軍部隊近くには足を踏み入れることはできない。 従ってこの写真は北朝鮮内部から出てきたという声もある。
写真を見ると、土を積んだ後、大きな石で囲み、大砲の位置に木をさし込んだ偽物のタンクが畑の中にある。 1、2台ではない。また廃車や木を利用して車の形を作り、その上に長い棒を重ねて置いた偽装設備も確認された。 偽物の放射砲だ。
ミグ機に見せかけたものもある。 白い棒で飛行機の胴体を作り、尾翼に北朝鮮の国旗マークを付けている。 ひと目で偽物と分かる粗雑な作りだ。 さらに周囲の草は刈られている。 滑走路を連想させる。 しかし砂利はそのままだ。
こうした施設を作った理由は、衛星で見れば軍事施設に見えるためだ。 しかしこうした事実は韓国国防部はすべて把握している。 延坪島砲撃事件が発生した後、国防部は「大型ゴム風船や木などで122ミリ、240ミリ放射砲に見せかけた偽物の施設を確認した」とし「海軍艦艇、飛行機滑走路、戦闘機も偽物を配置しているところが多く、その位置も確認している 」と明らかにした。
当時、政府消息筋は「北朝鮮が本物の砲と偽物の‘模擬放射砲’をペクリョン島と延坪島北側西海岸地域に展開したことが確認された」とし「軍当局が北朝鮮軍の動きを精密に追跡している」と話した。 偽物を前進配置しながら別のところから射撃し、韓国軍をかく乱する作戦だったのだ。 もし韓国側が精密打撃をしてくる場合、偽物を打撃するよう誘導しようということだ。 ところが韓国軍当局はこうした北側の動きを細かく把握していた。 北朝鮮が作った模擬砲は122ミリ・240ミリ放射砲に似ていると、政府は明らかにした。
政府の発表を後押しする写真が最近、中国のサイトで公開された。 偽物のタンク、放射砲、滑走路、ミグ機の写真だ。 こうした光景を撮影できるのは北朝鮮軍か、北朝鮮を訪問できる中国軍事当局者しかいない。 観光客は軍部隊近くには足を踏み入れることはできない。 従ってこの写真は北朝鮮内部から出てきたという声もある。
写真を見ると、土を積んだ後、大きな石で囲み、大砲の位置に木をさし込んだ偽物のタンクが畑の中にある。 1、2台ではない。また廃車や木を利用して車の形を作り、その上に長い棒を重ねて置いた偽装設備も確認された。 偽物の放射砲だ。
ミグ機に見せかけたものもある。 白い棒で飛行機の胴体を作り、尾翼に北朝鮮の国旗マークを付けている。 ひと目で偽物と分かる粗雑な作りだ。 さらに周囲の草は刈られている。 滑走路を連想させる。 しかし砂利はそのままだ。
こうした施設を作った理由は、衛星で見れば軍事施設に見えるためだ。 しかしこうした事実は韓国国防部はすべて把握している。 延坪島砲撃事件が発生した後、国防部は「大型ゴム風船や木などで122ミリ、240ミリ放射砲に見せかけた偽物の施設を確認した」とし「海軍艦艇、飛行機滑走路、戦闘機も偽物を配置しているところが多く、その位置も確認している 」と明らかにした。
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