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北朝鮮貨物船をめぐり米国-東南アジアが外交的対立(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
今月初めに東南アジアの海上で、北朝鮮船をめぐり米国と北朝鮮、東南アジア国家の間で激しい外交的対立があったと、ニューヨークタイムズ(NYT)が12日(現地時間)報じた。これに先立ち国内政府消息筋は今月初め、大量破壊兵器(WMD)に転用可能な物資と武器を積んで東南アジアへ向かった北朝鮮船が、米国などの追跡を受けて引き返したと明らかにした。NYTは「今回の事件は北朝鮮に対する外交的圧力と米海軍の作戦がうまく結びついた勝利」とし、当時の緊迫した外交折衝戦の話を紹介した。

記事によると、米当局は最近、ミャンマーへ向かっていた「ライト号」という北朝鮮貨物船を追跡し始めた。米国は北朝鮮とミャンマーの間のミサイル秘密取引を疑ってきたうえ、この船が過去にも違法輸送に関与したことがあるからだ。09年の国連の武器禁輸措置にもかかわらず、ミャンマーは北朝鮮がミサイルまたは部品・技術を輸出している国の一つと疑われている。

ライト号がミサイル部品を積載したと推定した米国はイージス駆逐艦「マッキャンベル」を急派した。この北朝鮮船は中米国ベリーズ船籍であることが明らかになった。北朝鮮船は租税負担と監視の目を避けるため、中南米国に船籍を登録するケースが多い。

北朝鮮貨物船をめぐり米国-東南アジアが外交的対立(2)

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