玄仁沢(ヒョン・インテク)統一部長官は3日、北朝鮮の「首脳会談秘密接触」公開に対し、「韓国政府を苦境に陥れ、結果的に南の葛藤を誘導するための統一戦線戦術レベルでしたこと」とし「私たちが(会談を)乞うたとすれば、北朝鮮はこういう形で暴露するはずがない。(政府は)堂々としていた」と述べた。国会で開かれた外交・統一・安保分野での対政府質問でだ。
玄長官は「北朝鮮が1月初めから対話攻勢に乗り出し、私たちは『対話のための対話はしない』と話してきた。北側が一度会おうと話した時、ある程度その問題(天安艦・延坪島事件)について話す可能性があると考えた」とし、今回の接触が北側の提案によるものであることを確認した。また「非公開接触はベルリン宣言と関係するものではない」とも述べた。
玄長官のこうした説明にもかかわらず、与野党の議員の間では政府の外交安保ラインを叱責する声が相次いだ。
自由先進党の朴宣映(パク・ソンヨン)議員は、首脳会談のための秘密接触で韓国政府が「金銭封筒」を伝えたと北朝鮮側が公開した点に関し、「政府が実費名目で1万ドルを渡し、それは交通費とホテル費だったと聞いている」と主張した。また「南北実務者が昨年12月初めにベトナムで、今年3月にはマレーシアで(別の)秘密接触を持った」と主張した。
民主党の辛鶴用(シン・ハクヨン)議員は「南北間交渉に失敗して国際的な恥をかき、南北関係も破局を迎えたので、秘密接触に関与した統一部長官と国家情報院長、大統領室長は辞任すべきだ」と述べた。
ハンナラ党の具相燦(ク・サンチャン)議員も「李明博政権の外交安保ラインは責任を取るべきことは取らなければいけない」とし「北朝鮮が暴露した韓国側の南北首脳会談提案方式を見ると、‘金銭封筒’‘首脳会談懇望’など過去の政権の交渉形態にそのまま従っている」と指摘した。
これに対し金滉植(キム・ファンシク)国務総理は「北朝鮮の発表のように(首脳会談を)哀願したり、金銭封筒で買収したりすることはなかった」とし「政府は天安(チョンアン)艦・延坪島(ヨンピョンド)事件に対する謝罪を誘導し、北朝鮮が名分を持って出て来られるように努力するという立場だった」と述べた。
玄長官は「北朝鮮が1月初めから対話攻勢に乗り出し、私たちは『対話のための対話はしない』と話してきた。北側が一度会おうと話した時、ある程度その問題(天安艦・延坪島事件)について話す可能性があると考えた」とし、今回の接触が北側の提案によるものであることを確認した。また「非公開接触はベルリン宣言と関係するものではない」とも述べた。
玄長官のこうした説明にもかかわらず、与野党の議員の間では政府の外交安保ラインを叱責する声が相次いだ。
自由先進党の朴宣映(パク・ソンヨン)議員は、首脳会談のための秘密接触で韓国政府が「金銭封筒」を伝えたと北朝鮮側が公開した点に関し、「政府が実費名目で1万ドルを渡し、それは交通費とホテル費だったと聞いている」と主張した。また「南北実務者が昨年12月初めにベトナムで、今年3月にはマレーシアで(別の)秘密接触を持った」と主張した。
民主党の辛鶴用(シン・ハクヨン)議員は「南北間交渉に失敗して国際的な恥をかき、南北関係も破局を迎えたので、秘密接触に関与した統一部長官と国家情報院長、大統領室長は辞任すべきだ」と述べた。
ハンナラ党の具相燦(ク・サンチャン)議員も「李明博政権の外交安保ラインは責任を取るべきことは取らなければいけない」とし「北朝鮮が暴露した韓国側の南北首脳会談提案方式を見ると、‘金銭封筒’‘首脳会談懇望’など過去の政権の交渉形態にそのまま従っている」と指摘した。
これに対し金滉植(キム・ファンシク)国務総理は「北朝鮮の発表のように(首脳会談を)哀願したり、金銭封筒で買収したりすることはなかった」とし「政府は天安(チョンアン)艦・延坪島(ヨンピョンド)事件に対する謝罪を誘導し、北朝鮮が名分を持って出て来られるように努力するという立場だった」と述べた。
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