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金品授受・選手自殺…プロサッカー八百長根絶なるか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

プロサッカー八百長根絶対策を模索するワークショップが31日、江原道平昌ハンファリゾートで開かれた。この行事には鄭夢奎韓国プロサッカー連盟総裁(前列左)、Kリーグ球団選手およびコーチら約1000人が参加した。

プロサッカー八百長事件を捜査中の昌原(チャンウォン)地検は、ブローカーが選手を買収するのに使ったお金がどこから出たかを調べている。昌原地検のクァク・キュホン検事補はこの日、ブローカー2人が選手に渡した2億2000万ウォン(約1600万円)の出所について「確認中」と述べた。検察が勝負操作に加わった選手とブローカーに対する捜査からさらに進んで、金を出した背後勢力に対する調査が行われていることを明らかにしたのだ。

クァク検事補は自殺したチョン・ジョングァン選手(30、K-3リーグのソウルユナイテッド所属)に対しては「遺書全文と最後の通話内容などを分析している」と明らかにした。チョン選手はすでに拘束されたK(29、元プロサッカー選手)らブローカー2人と大田(テジョン)シチズンのパク選手(25)、光州(クァンジュ)FCのソン選手(31)を連結した疑いがあった。

公益要員のチョン・ジョングァン選手は先月25日、勤務地の芳イ洞百済古墳管理事務所(ソウル松坡区バンイ洞)にいつも通り出勤した。26日午前にも勤務し、昼食後、その日午後から27日まで休暇を出した。その後は潜伏し、30日には無断欠勤した。


検察は25日午後10時、チョン選手の逮捕令状が出た後、検挙するために26日午後1時ごろ古墳管理事務所に到着したが、すでにチョン選手はいなかった。チョン選手の携帯電話の電源はこの日午後3時から消えていた。

一方、プロサッカー連盟は31日午後、江原道平昌(カンウォンド・ピョンチャン)ハンファリゾートで鄭夢奎(チョン・モンギュ)総裁をはじめとする球団事務局の全職員、16球団の2軍選手まですべて集まった中、八百長対策の準備および予防のための「Kリーグワークショップ」を開いた。

ワークショップは勝負操作にかかわった選手の拘束、元Kリーグ選手の自殺などもあり、重い雰囲気の中で開かれた。同僚選手4人が八百長にかかわった容疑で拘束された大田の選手団はうなだれたままワークショップ場所に入った。一部の選手はお互い顔を合わせるなり、「チームに問題はないか」と尋ねたりした。

鄭夢奎総裁は「同僚選手をかばうのが義理ではない。同僚の誤った姿を見た時に叱責しなければいけない。早期に予防できなかった当事者、連盟、球団、コーチングスタッフなど全員が自省と反省の契機としなければならない」と述べた。

講師として招請された表蒼園(ピョ・チャンウォン)警察大教授は「人格教育と倫理意識を強化し、情報提供、申告、カウンセリング、内部告発者保護システムを構築しなければいけない」と助言した。コン・ビョンホ経営研究所長は「選手は職業倫理、公人意識、モラルなど健全な思考を持つ必要がある」と強調した。

連盟は1日までワークショップを行った後、今後の八百長予防対策として「容疑がある選手に限り」通話内訳、口座入出金内訳など個人情報を公開する誓約書を受ける計画だ。連盟は疑わしい選手がいれば誓約書に基づき個人情報を要求する計画だ。



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