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家計負債801兆ウォン…ムーディーズ「銀行のリスク要因」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
家計の負債が初めて800兆ウォン(約60兆円)を超えた。韓国銀行(韓銀)によると、3月末現在の家計信用残額は801兆3952億ウォンという。家計信用残額とは、金融機関からの借入金やクレジットカード未決済額など家計が返済しなければならない負債額をいう。前年末(795兆3759億ウォン)に比べて6兆ウォンほど増えている。

家計負債全体のうち金融機関の家計貸出残額は752兆3000億ウォン規模で、年末に比べて約6兆3000億ウォン増えた。販売信用残額は49兆1000億ウォンで年末比3000億ウォンほど減少した。

イ・ジェギ韓銀金融統計チーム課長は「冬の住宅取引減少などで今年1-3月期の家計信用残額の増加は前年10-12月期(25兆3497億ウォン)に比べてはるかに少なかったが、安心はできない状況」と説明した。


国際格付け機関ムーディーズもこの日、家計の負債の増加が韓国銀行産業の大きなリスクになっていると指摘した。ムーディーズはこの日、「韓国銀行産業はグローバル金融危機以降、収益性、資産の質などの側面で徐々に回復傾向を見せているが、家計負債比率の増加が今後のリスク要因」と明らかにした。ムーディーズは国内総生産(GDP)に対する家計負債比率が04年以降、持続的に悪化していると指摘した。



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