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290年の歴史を誇る近江町市場、成長の秘密は?(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

日本金沢市の中心部にある近江町市場。 1階は農水産物などを販売する市場、市場の通路の左右2階にはフードコートがあり、3・4階には文化センターと駐車場がある(写真提供=石川県金沢市)。

先月11日昼12時、石川県金沢市中心部の近江町市場は市民と観光客で賑わっていた。 雨の日だったが、屋根があるため、市民は不便なくショッピングを楽しめる。 市場の185店には水産物や農産物が並んでいる。 ここは290年の歴史(1721年設立)を誇る伝統市場。 市民にさまざまな食を供給するということで「金沢の台所」とも呼ばれる。

この市場は単なる「台所」ではない。 エスカレーターに乗って2階に行くと、飲食店が並ぶフードコートがある。 3階に上がると、市が運営する文化センター「交流プラザ」が現れた。 ここでは市民と学生のための各種講座が開かれている。 講義室の隣には子どもを預ける託児所がある。

交流プラザの宮風昌宏館長補は「若者を市場に呼び込むために交流プラザを設置した」とし「市民のための学習の場とし、親子が一緒に訪れることができる空間」と紹介した。 近江町市場を訪れる客は一日平均1万5000人、昨年末には約5万人が訪問した。 金沢市の人口(45万人)を考えると少ない数ではない。

290年の歴史を誇る近江町市場、成長の秘密は?(2)

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