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【コラム】金正日招待に“真正性”はあるのか(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ベルリンは分断国家平和統一の象徴性が高い都市だ。 このため2000年3月9日、金大中(キム・デジュン)大統領もベルリンを南北関係の新しいパラダイムを提示する「ベルリン宣言」の舞台に選択した。 「ベルリン宣言」の核心は「先に平和、後に統一」という太陽(包容)政策の基本哲学だった。 金大統領は韓国政府が北朝鮮のインフラ拡充と農業構造改革を支援する用意があると明らかにし、南北当局者会談を提議した。 「ベルリン宣言」は3カ月後、南北首脳会談という歴史的な結実をもたらした。

李明博(イ・ミョンバク)大統領もベルリンの象徴性に着眼した。 来年3月にソウルで開催される核安全保障サミットに金正日を招待すると明らかにした李大統領のベルリン発言は、李明博政権にとって3つの有用な手段になると計算したのかもしれない。 まず、金正日がソウル核サミットに出席すれば、北朝鮮の非核化と韓半島・北東アジアの平和定着に最も画期的な契機になるという期待だ。 二つ目は、金正日が来るか来ないかに関係なく、金正日を招待すること自体でも「私はこれほど核のない世界の実現に熱意がある」というメッセージを全世界に発信できるという観念的な判断だ。 三つ目は東南圏の空港・科学ベルト、釜山(プサン)貯蓄銀行事件、再・補欠選挙の惨敗、生活苦に対する庶民の叫びなど、国内政治の乱脈とレイムダック現象の突破口を外に見いだそうという政治的な計算だ。

金正日がソウル核サミットに突然現れることになれば、長いあいだ中断状態にあった非核化プロセスと南北・朝米関係の改善に劇的な突破口が開かれる可能性が高い。 米国のオバマ大統領を含む50カ国余りの首脳が集まる核サミットの場は、金正日にとってワンストップマルチミーティング(One stop multi-meeting)の重要な舞台になるはずだ。 金正日の核サミット出席は、北朝鮮も核のない世界に真摯な関心を持つというイメージを世界に拡散させ、北朝鮮は長い間の孤立から抜け出し、朝米・朝日をはじめとする2国間関係の正常化と国際社会の北朝鮮支援の大きな道を開くことになるだろう。 このようにソウル核サミット出席は、金正日にとって魅力的なものになる可能性もある。

【コ覃ム】金正日招待に“真正性”はあるのか(2)

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