伝統的にIMF総裁は欧州の役割だった。代わりに米国はIMFの首席副総裁と姉妹機関の世界銀行総裁の席を占めてきた。「ところがこうした伝統が崩れる可能性が大きい」とAP通信は16日に見通しを示した。米国発の金融危機以後、新興国の発言権が大きくなったからだ。その余波でIMFの出資構造が変わっている。欧州の出資比率が減る代わりに中国やブラジルなどの比率が増える。
こうした流れを反映するように11代総裁候補に名前が挙がった人の大部分は中国・エジプト・インド・韓国など新興国の出身だ。仏財務相が議論されているが「突然のストロスカーン総裁の性暴行事件と新興国攻勢に脅威を感じた欧州があわてて候補を出してきたもの」とロイター通信は16日に評した。
IMF総裁の後任候補たち…韓国人の名前も(1)
こうした流れを反映するように11代総裁候補に名前が挙がった人の大部分は中国・エジプト・インド・韓国など新興国の出身だ。仏財務相が議論されているが「突然のストロスカーン総裁の性暴行事件と新興国攻勢に脅威を感じた欧州があわてて候補を出してきたもの」とロイター通信は16日に評した。
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