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‘フィギュア女王’キム・ヨナ(21、高麗大)が来季にもグランプリには出場しない意向を示唆した。キム・ヨナは2日、ロシア・モスクワ世界フィギュア選手権を終えて、仁川(インチョン)空港に到着した。キム・ヨナは今大会で惜しくも優勝は逃したが、長いブランクを乗り越えて2位に入り、最高レベルの技術を見せた。
キム・ヨナは6日から3日間、ソウル蚕室(チャムシル)体育館でアイスショーを行った後、5月18、19日にスイス・ローザンヌIOC本部で開かれる2018冬季オリンピック誘致候補都市ブリーフィングに出席し、平昌(ピョンチャン)の誘致活動に力を注ぐ。
--大会を終えた所感は。
「長いあいだ準備した競技が終わり、非常に気持ちが軽くなった。ずっと家に戻りたかったので、これ以上望むことはない」
--今大会を振り返ってどう思うか。
「13カ月ぶりに競技に出場し、練習した内容を100%見せられなかったが、最善を尽くした。多くの方々から新しいプログラムが良かったという評価をいただいて感謝している。今大会の目標は優勝でなく、新しいプログラムを準備しただけにそれを見せるということにあった。残念ではあるが、満足できる競技だった」
--フリーでは右足首に痛みがあったと後から明らかにした。
「フリーの日の朝、足首に痛みがあったが、激しくはなかったし、競技にも支障を与えるほどではなかったので言わなかった。言い訳に聞こえるかもしれないので話さなかった。しかしエキシビジョンの日には痛みが激しくなり、朝の練習がきちんとできなかった。鎮痛剤のような薬を飲んだが、エキシビジョンをうまくできるか確信は持てなかった」
--アイスショーで見せる新しい演技は。
「ポップ歌手ビヨンセの『フィーバー』を活用したプログラム。アイスショーで公開しようと今回の世界選手権大会では見せなかった」
--ピーター・オペガード・コーチとの関係はどうか。
「大会で良くない結果が出ればいろんな声が出てくるのではないかと心配していたが、幸い、結果は良かった。オペガードコーチはいつも自信を与えてくれる」
--来季の計画は。
「2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック誘致広報関連の日程が7月まで続く。一息ついて休養をとる時間が必要だ。来季もシーズン日程をすべて消化するのは難しそうだ。具体的な日程は次に決めたい」
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