こうした宇宙技術力の差は主要宇宙機構の歴史と予算の差に表れている。米国は1959年にNASAを創設し、2010年の予算は187億ドル(約21兆ウォン)にのぼる。日本はこれより10年遅く宇宙機構(現在JAXA)を設立し、昨年の予算はNASAの8分の1規模だった。1989年10月に発足した韓国航空宇宙研究院は昨年の予算がNASAの60分の1レベルにとどまっている。宇宙国防予算まで含む過去2年間の宇宙強国の宇宙分野予算はほとんど10-20%以上(ロシアは49%)増加した半面、韓国の予算はむしろ12%減少した(教育科学技術部2010年資料)。こうした条件の中でも宇宙基礎および宇宙核心技術の開発など研究支援事業が持続的に拡大しているのは幸いだ。
国際的に優位にあった民族や国は、陸や海の道を先に開拓したという歴史を持つ。人類は未来宇宙時代に向かって速いペースで進んでいる。20年後の宇宙はいま私たちが眺めている宇宙とは確実に違うはずだ。その時代を生きていく私たちの後の世代が宇宙時代をリードできるよう、宇宙分野に対する国民的な関心と政府の積極的な支援がいつよりも切実な時期だ。
チェ・インホ延世大生命科学技術学部教授、国家宇宙研究室研究責任者
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