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韓国軍、海上射撃訓練を実施…K-9・バルカン砲3千発発射

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ペクリョン島と延坪島(ヨンピョンド)海兵部隊が30日午前、K-9自走砲などが動員される中で3000発余りの海上射撃訓練を実施した。昨年12月20日以来3カ月ぶりだ。軍関係者はこの日、「午前9時から11時まで2時間にわたり定期射撃訓練を実施した。ペクリョン島西南側と延坪島(ヨンピョンド)東南側の韓国側海上で射撃を実施した」と述べた。軍はこの日、射程距離40キロメートルのK-9自走砲、バルカン砲、81ミリ迫撃砲などペクリョン島と延坪島の海兵部隊が保有するすべての火器を動員した。射撃した実弾は昨年12月の約2倍だ。軍関係者は、「作戦の一環であるだけに具体的な射撃内容については言及できない」とした上で、「成功的な訓練だった」と評価した。

軍はこの日、北朝鮮軍の対応射撃に備えた。北朝鮮が攻撃する場合には強力に対応するという計画の下、地上攻撃が可能なF-15KとKF-16戦闘機を空中と地上に待機させたと合同参謀関係者は伝えた。北朝鮮の攻撃原点を把握するため大砲兵レーダー(アーサー・AN/TPQ)を稼動して警戒レベルを高めた。無人偵察機(UAV)を飛ばして北朝鮮軍の動きも探ったという。軍関係者は、「北朝鮮の対応に備え休戦ライン近くの全部隊と後方地域でも警戒を強化した」と伝えた。北朝鮮軍はこの日夜まで特異な動向は見せず、官営メディアも何の立場を出さなかった。北朝鮮は昨年12月の訓練当時、「わが共和国領海を守るため2次、3次の予想できない自衛的打撃が加えられるだろう」と威嚇していた。

軍は今回、射撃区域内航海禁止警報を発令しなかった。軍関係者は、「航行警報発令は必ずしなければならないのではない。該当地域に商船はおらず、肉眼で観測が可能なだけに訓練前に漁船と住民らを待避させた」と説明した。

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