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菅首相「日本の歴史上最大の危機」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
日本の菅直人首相が福島原発事故と関連し、「最高警戒態勢」で対応すると29日に明らかにした。原発用地内でヨウ素、セシウムに続き強力な放射性物質のプルトニウムまで検出されるなど事態が悪化しているという判断からだ。

菅首相はこの日の国会で、「今回の大地震と津波、原発事故は日本の歴史を通じ最悪の危機」と規定し、「福島原発の状況は依然予測し難い」と話した。枝野幸男官房長官もこの日、「プルトニウムが検出されたのは核燃料棒が一定部分溶けたことを示す証拠」として初めて「メルトダウン(炉芯溶融)」を認めた。

原発から40キロメートル離れた飯館村の雑草から日本国内では過去最高値の1キログラム当たり287万ベクレルのセシウムが検出されるなど放射能汚染が広がっている。これは1986年のチェルノブイリ原発事故当時と似た水準だ。これに伴い、日本政府と東京電力はフランスなどに支援を緊急要請した。

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