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日本の塗料を使用するフォード、黒・赤車の契約を中断(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
日産と日本部品会社からエンジンのシリンダーブロックや変速機など主要部品の供給を受けているルノー三星(サムスン)は、18日から平日2時間ずつ残業と週末特別勤務をなくすなど操業の短縮に入っている。モデル別に日本産部品の比率は10%前後で、一日生産量が2000台ほど減少すると業界はみている。

韓国GMも現在、昌原(チャンウォン)工場を除いた群山(クンサン)・富平(ブピョン)工場の平日残業と週末特別勤務を中断した。日本から輸入する部品の比率は4%で、すぐには問題にならないが、復旧が長期化するとみて、日本から輸入する部品の在庫を適正水準に維持するという意味だ。同社の関係者は「モジュール形態の最近の自動車部品生産の特性上、小さな部品一つが全体工程に支障をきたす」とし「協力会社が日本部品会社から受けて納品する部品にまで対応しようということ」と説明した。

これに対し、国内最大自動車会社の現代・起亜車は東日本大地震の衝撃波をまだ避けているほうだ。その間、部品生産を現代(ヒョンデ)モービス・ウィア・パワーテックなどグループ内の系列会社から生産する垂直系列化を強化し、外部の影響を大きく減らしているからだ。


現代・起亜車の部品国産化率は97%にのぼる。しかし核心電子部品を日本から調達する1・2次協力会社が問題だ。協力会社は2、3カ月分の在庫を保有し、当分は問題がないが、3カ月以降も部品供給が円滑に行われなければ、現代・起亜車も減産を考慮するしかない。

日本自動車企業は地震発生から半月間で約70万台の生産損失が出たと推定される。トヨタが先週、北米で減産に入ったのに続き、ホンダ・マツダも25日、米国ディーラーに対して日本国内生産車の契約取り消しを要請した。ホンダは小型車「フィット」など日本生産量の5月以降の出庫を保留することにした。マツダもスポーツ用多目的車(SUV)「CX-7」「CX-9」の新規契約を中断した。トヨタはすでに北米の全工場で時間外勤務と土曜日の生産を中断した。

今月末から工場再稼働に入るGMの米ルイジアナ州ピックアップトラック工場も部品供給が円滑でないとして生産時点を延期した。プジョー・シトロエンなど欧州自動車メーカーは日本から部品が到着せず、操業の一時停止または減産をしている。



日本の塗料を使用するフォード、黒・赤車の契約を中断(1)

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