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「とても心配で、ニュースから目を離せない」。英国にいる朴智星(パク・チソン、30、マンチェスター・ユナイテッド)選手は最近、東日本大地震のため心身ともにさえない。「想像を絶する大災難、大勢の犠牲者と行方不明者…」。こういうニュースが胸を締めつけているからだ。
朴智星が父パク・ソンジォン氏を通して中央日報に心境を伝えた。朴智星はすでに日本大地震救援基金として1億ウォン(約750万円)を寄付している。慈善試合が行われるなら参加したいという意向も明らかにした。
「衝撃的で悲しい。何という言葉を述べたらいいのか…」。朴智星がこのように言葉に詰まることは珍しい。朴智星は日本に対して特別な感情を持っている。「日本で選手生活(00年京都パープルサンガ)をしたので特別な情がある。それだけに衝撃と痛みが大きい…」。
自らの経験から得た信念だろうか。試練に対する強い挑戦意識を朴智星は語った。「お互い助け合えば力が得られる」。朴智星はもうこれ以上の災難がないことを、早期に復旧されることを祈った。
韓国の同胞のことも忘れなかった。「行方不明になった同胞、そして数多くの日本人の行方不明者から希望の便りが伝わってくることを常に祈っている」。
朴智星は競技場でいいプレーを見せたいと語った。誠実に生きること、それが心に通じることを知っていた。朴智星は最後にこう語った。「日本の国民の皆さん、頑張ってください」。
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