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<東日本大地震>避難所暮らし終え帰国する韓国僑民の証言...「悪夢のようだった」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
この日現地留学生らもともに入国した。今月初めに語学研修のため日本に行ったキム・エリさん(29、女性)は、「地震で建物全体が揺れたが逃げる所がなく、このまま死ぬのではないかと考えた」と当時の状況を伝えた。キムさんは、「1~2カ所開いていたスーパーに数百人が並んでいて3~4時間は待たなければならないほど状況がひどかった。買い占めを防ぐために買える物の量も制限されていた」という。他の僑民らも戦時状況を思わせるほどの物資不足を最も大きな困難に挙げた。自動車にガソリンがなく足止めされた僑民も少なくないと伝えられた。

東北大学工学研究科博士課程3年目のユ・チャンホさん(34)は学校に休校令が出され帰国した。ユさんは「チケットを買えず帰ってこられない人が多い」と話す。現在大学に修士・博士過程、交換学生などを含め200人余りの韓国人学生がいるが、ほとんどが現地で待機している状況だ。ユさんは、「教授らは余震の危険性を懸念し直接留学生に帰国を勧めている。通信が途絶え知人に連絡もできなかったが、早く家に行かなければならない」と話した。

この日の入国者はほとんどが老人や子どもがいる親と学生らだった。現在仙台総領事館に待避している人数は200人余り。領事館は老弱者優先で帰国順番を決めたという。






<東日本大地震>避難所暮らし終え帰国する韓国僑民の証言...「悪夢のようだった」(1)

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