韓国戦争は国際的に第2次世界大戦後の冷戦の始まりを知らせた熱戦であったし、国内的には民族史の最大の悲劇であり、韓国社会の現代化の実質的な出発点だった。韓国戦争はそれだけ重要な歴史であり、忘れられてはならない戦争だ。中央日報が白善ヨプ(ベク・ソンヨプ)将軍の「残したい話-私が体験した韓国戦争と大韓民国」というシリーズを14カ月間にわたり75万字分を連載してきた理由だ。92歳の老兵、白善ヨプ将軍が記憶をたどりながら苦労して資料を集めたのも同じ趣旨だ。
連載を通して「忘れられた戦争」は「また記憶された戦争」になった。白将軍の生き生きとした記憶は戦争の惨禍が残した歴史的教訓を再確認させた。何よりも戦争の本当の姿を知らせた。北朝鮮軍の奇襲南侵と中国共産軍の秘密参戦に虚をつかれた国軍の慌てた姿は恥ずかしいが、骨身に深く刻んで、二度と繰り返してはならない自画像だ。白将軍が直接会った第2次大戦の英雄マッカーサーやヴァン・フリートら米軍指揮官が見せた真の軍人の姿。戦勢を一気に覆す圧倒的火力と先進戦略戦術は今日も変わらない米軍と米国の力だ。白将軍の言葉のように、米軍は植民地から抜け出したばかりの大韓民国に降り注いだ「文明の夕立ち」だった。
【今日のイチオシ記事】
・北の謝罪に言及しなかった李大統領「いつでも開かれた心で対話」
・三一節に韓日ネットユーザーが誹謗戦」
・イ・ダヘ「またがんばりたい」…苦しい心情を吐露
・新都市にランドマーク…ベトナムに“建設韓流”
・オマーンの反政府デモ、首都に拡散…韓国経済に及ぼす影響は
連載を通して「忘れられた戦争」は「また記憶された戦争」になった。白将軍の生き生きとした記憶は戦争の惨禍が残した歴史的教訓を再確認させた。何よりも戦争の本当の姿を知らせた。北朝鮮軍の奇襲南侵と中国共産軍の秘密参戦に虚をつかれた国軍の慌てた姿は恥ずかしいが、骨身に深く刻んで、二度と繰り返してはならない自画像だ。白将軍が直接会った第2次大戦の英雄マッカーサーやヴァン・フリートら米軍指揮官が見せた真の軍人の姿。戦勢を一気に覆す圧倒的火力と先進戦略戦術は今日も変わらない米軍と米国の力だ。白将軍の言葉のように、米軍は植民地から抜け出したばかりの大韓民国に降り注いだ「文明の夕立ち」だった。
【今日のイチオシ記事】
・北の謝罪に言及しなかった李大統領「いつでも開かれた心で対話」
・三一節に韓日ネットユーザーが誹謗戦」
・イ・ダヘ「またがんばりたい」…苦しい心情を吐露
・新都市にランドマーク…ベトナムに“建設韓流”
・オマーンの反政府デモ、首都に拡散…韓国経済に及ぼす影響は
この記事を読んで…