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<アジア杯>奇誠庸「日本戦は戦争だ」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

「日本戦は戦争」と語る奇誠庸。



これよりさらに強いメッセージがあるだろうか。奇誠庸(キ・ソンヨン、セルティック)が“戦争”という単語を使い日本とアジアカップ準決勝に臨む覚悟を明らかにした。

奇誠庸は23日にカタール・ドーハで行われたイランとアジアカップ準々決勝を終えた後、「あれこれ話する必要はない。精神的に戦争だと考える」として日本との準決勝を控えた所感を明らかにした。イランを下して準決勝に進出した韓国は25日夜10時25分、アル・ガラファ・スタジアムで日本と決勝をかけて争う。


――体力的に大変な試合だったが。

「私だけでなく選手たちがイランにスペースを与えるまいとたくさん走った。選手たちが体力的に大変な部分を勝ち抜いたようでうれしい」

――後半戦終盤に脚にけいれんが起きたが。

「試合で走ることができないほどになれば監督に伝えようと思った。最後までやろうとしたが、結局交替することになった」

――準決勝に進んだ所感は。

「チームメートらが誇らしい。先発で出た選手たちはもちろん、交替に入った選手たちも自分の役割を100%果たした。延長戦まで行ったが勝利できた要因だ」

――準決勝戦は韓国対日本戦だ。

「言葉は必要ない。2日しか時間がないが、選手全員が精神的に武装をしっかりするだろう。日本も良いチームだが、みんな自信があるので勝つはずだ」

――日本の試合を見たか。

「日本はミッドフィルダーのプレーがうまく、攻撃手の技術も優れている。だが守備が多少弱く見える。きょうのように試合するならば良いチャンスがあるだろう」

――グループリーグを戦いながら代表チームが強くなったと考えるか。

「競技力だけ見るとだいぶ水準の高い試合をしている。若い選手たちの呼吸も合っていきつつある」

――以前に趙広来(チョ・グァンレ)監督が“漫画サッカー”をするという話があった。

「監督がいう言葉はみんな正しいが、最初は選手たちが理解して適応するのに困難があった。今回の大会を通じ選手たちが監督の望む部分をよく理解してひとつひとつこなしていこうとするのが良い姿として現れている」

――日本のミッドフィルダーは強いが。

「イランもミッドフィルダーが強いが、きょうはほとんど自分たちのプレーをできなかった。私たちがうまく防いだ。遠藤や長谷部はイランの選手たちより体は小さいが技術は優れている。いまは警告の負担が減ったので警告を受けてでも防ぐ」

――監督が指示した点は。

「イランの選手たちを放ってはいけないと言った。ミッドフィルダーらがボールを取れないようにしろといった。昨年の親善試合で負けたが、グループ予選のように試合するならば十分に良い試合をできるだろうと言った。監督が言った通りに前半から試合を掌握した」

――個人的に韓日戦は。

「なにも必要ない。精神的に戦争だと考える。精神的に私たちがリードすると確信する。もちろん精神力がすべてではない。だが、そういう部分(強い精神力)のため、日本より韓国が休む時間は少ないがうまくできるとみている」



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