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KTX事故、防ぐ機会はあったが…“総体的な見直しが必要”(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
最初のKTX脱線事故はコントロールボックス(転轍機)の整備不良に加え、管制室の無理な列車誘導のために発生したことが明らかになった。特にコントロールボックスの整備作業から列車が脱線するまでに、事故を防げる機会が3、4回あったにもかかわらず、監督体系の問題と閉鎖的な組織文化が事故を招いたという分析だ。高速鉄道開通7年目を迎え、KTX運営システム全般に対する総体的な見直しが避けられなくなった。

14日のコレイル(韓国鉄道公社)の発表によると、レールの横に位置したコントロールボックスが事故の発端となった。キム・フンソン報道官は「古いケーブルの交換作業をした際、コントロールボックス内のコントローラー5番端子の7ミリのナット一つがきちんと締められていなかった」と説明した。コントローラーは列車が方向を変えられるようレールを動かす役割をする。しかしコントローラーがきちんと機能せず、列車が線路を転換できなくなったのだ。

事故が発生した11日未明に行われたケーブル交換作業には外注会社の職員8人が参加した。またコレイル職員2人が立ち会って作業を監督したが、誰もコントローラーのナットが締められていないことに気づかなかった。コレイルは午前11時から正午までの1時間、すべての列車運行を中断し、主幹線路の点検をした。しかしコレイル側はコントローラーを集中整備できるこの時も、故障が発生したコントローラーをそのまま放置したことが分かった。


コントローラーのエラーが発見された後も十分な措置を取らなかった。九老(クロ)交通管制センターのモニターには、午前6時から22分間に4便の列車が通過、レールに振動が発生し、コントローラーが誤作動するというエラー信号が3回表示された。管制センターの指示を受けた光明(クァンミョン)駅信号制御所は午前7時35分ごろ、コントロールボックスを開き、列車の直進に問題がないように臨時措置を取るにとどまった。

コレイルのある職員は「列車の運行を中断してでも完ぺきな措置を取るべきだったが、実力がないという批判を受けたり、停車させた場合に伴う問責などを心配したようだ」と話した。このため今回の事故は人災という批判を免れ難くなった。光名訳信号制御所の職員は管制センターに「列車運行に支障がないよう臨時措置を取った」と報告した。この職員は具体的な措置内容を明らかにせず、九老管制センターも「分かった」とのみ答えて済ませたということだ。



KTX事故、防ぐ機会はあったが…“総体的な見直しが必要”(2)

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