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ソウルに来たスタインバーグ、6カ国協議の方程式解けるか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
スタインバーグ米国務副長官が26日に訪韓する。19日の米中首脳会談後に米高官としては初めてとなる彼の訪韓は、今後の北朝鮮の核問題をめぐる韓半島情勢に相当な影響を及ぼす見通しだ。スタインバーグ副長官は千英宇(チョン・ヨンウ)青瓦台(チョンワデ、大統領府)外交安保首席秘書官、金星煥(キム・ソンファン)外交通商部長官らと会い、米中首脳会談の結果を説明するとともに、南北対話→米朝対話→6カ国協議につながる北核プロセスの成功方策を協議する計画と伝えられた。

米国が懸念を示してきた北朝鮮のウラン濃縮計画(UEP)問題を国連安保理で制裁することも集中議論する見込みだ。外交消息筋は、「スタインバーグ副長官は南北対話がすべてに優先するという韓国の立場に対する支持を再確認した後、米中首脳会談の過程で北朝鮮問題に対し中国が見せた反応を説明し、これを基に中国を説得する方策を議論することになるだろう」と話している。

スタインバーグ副長官は韓米の調整結果を土台に28日に訪中し、戴秉国国務委員らに北朝鮮が哨戒艦・延坪島(ヨンピョンド)問題に対し“納得できる措置”を取り非核化に真正性を見せるよう誘導する一方、UEP問題の安保理付託への協力を要請するものとみられる。中国も同様にスタインバーグ副長官との協議結果を基に近い将来北朝鮮に特使を派遣すると展望されている。


外交界の一部では、スタインバーグ副長官がUEP問題の深刻性を考慮して南北対話が早急に再開されなければならないと促したり、6カ国再開の前提条件を緩和しようと提案する可能性があるという観測が出ている。しかし金長官は、「政府は6カ国協議に前提条件を置いて米国と永らく協議しており、両国間には何の溝もない」としてこうした見方を否認した。米国政府消息筋も「米国は(2月中に開かれると予想される)南北対話の結果を見守った後に非核化プロセス再開を本格議論することになるだろう」と強調した。





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