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<アジア杯>具滋哲vs香川真司、韓日次世代エースが激突

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

韓国代表の具滋哲(ク・ジャチョル、21、済州、左)と日本代表の香川真司(21、ドルトムント、右)。



韓日両国のスター、具滋哲(ク・ジャチョル、21、済州)と香川真司(21、ドルトムント)が2011アジアカップ優勝への道で正面衝突する。具滋哲はアジアカップで韓国サッカーの新しい期待の星に浮上した。香川真司は独ブンデスリーガで前半戦MVPになった勢いをカタールで継続している。両選手は25日午後10時25分(日本時間)、カタール・ドーハのアル・ガラファ競技場で行われるアジアカップ準決勝の韓日戦に、「勝利を呼び込め」という特命を抱いてグラウンドでぶつかる。

▽新しい看板スターの具滋哲と香川真司


アジアカップを取材中の日本メディアは奇誠庸(キ・ソンヨン、セルティック)や李青竜(イ・チョンヨン、ボルトン)よりも具滋哲に対する関心が大きい。「本来のポジションはどこか」「Kリーグでも活躍しているのか」「性格はどうか」「英語は話せるのか」など、いろいろと韓国取材陣に尋ねている。組別リーグ3戦で4得点した得点力にいつも笑顔を失わない姿が、日本取材陣に大きくアピールしている。朝日新聞の潮智史記者は「日本は具滋哲が朴智星の後を継いで韓国代表を率いる選手と見て、注目している」と明らかにした。

香川真司は組別リーグで無気力だった。ブンデスリーガの前半戦MVPにふさわしくない姿だった。理由があった。アジアカップを控えて与えられた1週間の休養中、練習を怠ったのだ。日本取材陣は「香川真司は体重が増えて代表チームに合流した。コンディションを回復したカタールとの準々決勝が香川真司の本当の姿」と話した。香川はカタール戦で2得点し、復活を知らせた。感覚的なファーストタッチから空間に食い込む姿が印象的だった。趙広来(チョ・グァンレ)監督率いる韓国代表チームも香川真司の変化に注目している。昨年まで日本代表の看板だった本田圭佑はストライカーからMFにポジションを変更して以来、不振に陥っている。

▽今後10年のライバル戦の序幕

香川真司は日本報道機関とインタビューで「昨年と比較して韓国と日本は完全に違ったチームになった。若い選手が主軸になっている。未来を眺めるチームだ」と話した。その中心には具滋哲と香川真司がいる。2人は1989年生まれで、今後10年以上、代表で活躍する選手だ。今回の対決が今後10年のライバル戦の初戦になる可能性が高い。

昨年10月にソウルワールドカップ競技場で行われた日本との親善試合で香川真司を初めて見たという具滋哲は「当時は基本技がしっかりした選手という印象を受けた。ブンデスリーガに移ってすぐに17試合で8得点したという点が香川真司の能力をよく説明している」と語った。香川真司も「具滋哲をよく知っている。テクニックと精神力を兼ね備えた選手」と話した。

お互い高く評価するが、勝負に関しては一歩も引かない。具滋哲は「アジアカップ優勝のために香川真司はもちろん、日本を必ず越えなければならない」と述べた。香川真司は「日本の新しい世代は韓国より強いことを示したい」と意気込みを表した。



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