仁川(インチョン)国際空港から金浦(キンポ)国際空港まで運行されていた空港鉄道A’REX(エーレックス)が29日、ソウル中心部のソウル駅まで開通。全区間58キロを最速43分で運行を始めました。




ソウル駅には搭乗手続きと出国審査を事前に済ませられる「ソウル駅都心空港ターミナル」もオープン。同駅とターミナルを示す入口には航空機が線路に離発着するような絵も掲示され、空港に直結するイメージを高めました。



搭乗手続きのコーナーは、航空会社名などが表示されたカウンターがずらりと並び、空港と見まがうような雰囲気。まだ初日の午前中だったためか人影はやや少なめでした。



それでもこんなに大きな荷物を持ってきた人たちが、荷物の預け入れを申し込み。これだけの荷物を都心から空港まで運び歩く苦労を考えるとほんとに助かりますね。



ソウル駅に近いターミナルの弘大入口駅では、同駅から仁川国際空港まで46分、金浦(キンポ)国際空港まで13分と示す横断幕も掲示。この日のように街に雪が残る日は道路に比べて安定性が高い鉄道のほうを選びたくなりそうです。



こちらは空港鉄道と地下鉄を乗り換える場合に通るゲート。ちなみに空港鉄道の料金は全区間の場合、直通列車が13,400ウォン、一般列車が3,800ウォンです。この日からソウルにまた新しい鉄道が仲間入りしましたね。



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