違法操業をした中国漁船を追撃中だった海洋警察の警備艦に体当たりした容疑で立件された中国人の船員らが、韓国で処罰を受けずに本国に送還される。
海洋警察の関係者は、中国漁船「遼営漁号」の朱港機関長(44)ら船員3人を起訴しない方針を決めたと24日、明らかにした。政府関係者も「韓中外交関係を考慮し、送還する方向に方針を決めた」と述べた。
群山(クンサン)海洋警察は「中国船員と事故当時の現場を撮影した映像物などを調べた結果、遼営漁号が海洋警察の警備艦の正当な法執行手続きを妨害した疑い(特殊公務執行妨害)があると確認された。しかし李永涛船長(29)が死亡し、残りの船員らは当時の犯行に積極的に加わらず捜査に協力したことから、起訴しない方針を固めた」と述べた。
朱港機関長は23日、警察の調査で「船長が突然、船首の向きを変えて韓国警備艦に衝突した後、船が転覆した。韓国警備艦は他の中国船を追いかけて真っ直ぐ走っていた」と供述した。
海洋警察は検察の不起訴処分決定が下されしだい、直ちに船員らを中国側に引き渡す計画だ。引き渡し日は早ければ25-26日になると海洋警察は予想している。
これに関し政府関係者は「北朝鮮の天安(チョンアン)艦爆沈、延坪島(ヨンピョンド)攻撃などの対応問題で高まった韓中間の葛藤を管理するという側面で、外交問題に飛び火しないように防ぐ次元の決定が下されたと理解している」と述べた。
海洋警察の関係者は、中国漁船「遼営漁号」の朱港機関長(44)ら船員3人を起訴しない方針を決めたと24日、明らかにした。政府関係者も「韓中外交関係を考慮し、送還する方向に方針を決めた」と述べた。
群山(クンサン)海洋警察は「中国船員と事故当時の現場を撮影した映像物などを調べた結果、遼営漁号が海洋警察の警備艦の正当な法執行手続きを妨害した疑い(特殊公務執行妨害)があると確認された。しかし李永涛船長(29)が死亡し、残りの船員らは当時の犯行に積極的に加わらず捜査に協力したことから、起訴しない方針を固めた」と述べた。
朱港機関長は23日、警察の調査で「船長が突然、船首の向きを変えて韓国警備艦に衝突した後、船が転覆した。韓国警備艦は他の中国船を追いかけて真っ直ぐ走っていた」と供述した。
海洋警察は検察の不起訴処分決定が下されしだい、直ちに船員らを中国側に引き渡す計画だ。引き渡し日は早ければ25-26日になると海洋警察は予想している。
これに関し政府関係者は「北朝鮮の天安(チョンアン)艦爆沈、延坪島(ヨンピョンド)攻撃などの対応問題で高まった韓中間の葛藤を管理するという側面で、外交問題に飛び火しないように防ぐ次元の決定が下されたと理解している」と述べた。
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