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秋のにわかベビーブーム…新生児の増加率アップ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ベビーブームでも到来したのだろうか。昨年同月比の新生児の増加率が9・10月連続で10%台に上昇した。

23日、統計庁によると今年10月の出生児は4万3600人で、昨年同月比5900人(15.6%)増えた。9月には4000人(10.5%)増加した。まだ出生届が出されていない赤ちゃんを勘案すると、上昇率はさらに高まる見込みだ。これは2007年10月(18.6%)以来、3年ぶりの最高値だ。2007年は、福をたくさん受けるといういわゆる「黄金ブタの年」だったが、今年はそのような俗説は関係ない年だ。

そうかといって一時的な流れに留まっているのでもない。8カ月間、増加傾向にある。出生児は2008年3月から今年1月まで23カ月連続で減少したが、今年1~10月の累計は39万2900人で昨年同時期の38万6100人より4.5%増加した。3~8月は2.4~5.8%と1ケタ台で推移していたが秋に入ってから突如2ケタ台に乗った。


ソ・ウンジュ人口動向課長は「2008年9月のリーマンブラザーズ破産以降、本格化したグローバル危機の影響を受け、昨年は出生児が大きく減った」とし「今年の増加率が相対的に高く表れたことは、これによる基底効果と見ることができる」と話した。実際、グローバル金融危機の最中だった2008年9月から2009年2月の間にお腹にいた赤ちゃんが生まれた昨年下半期は出産が大きく減少した。

政府の多子女支援対策が効果を発揮したという分析もできるという。ソ課長は「昨年同月に比べ、第2児以上の出産率が高まった影響が作用した」と述べた。





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