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北朝鮮「核抑止力に基づく聖戦開始する準備」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮の金永春(キム・ヨンチュン)人民武力相は23日、「われわれの革命武力は必要な任意の時刻に核抑止力に基づくわれわれ式の聖戦を開始する万端の準備を備えている」として核攻撃への脅威を加えた。金人民武力相はこの日、4・25文化会館で開かれた金正日(キム・ジョンイル)最高司令官推戴19周年中央報告大会で、「米帝と追従勢力らが全面戦争に火をつけるなら、わが革命武力は侵略者とその本拠地を掃討して戦争の根源をなくし、祖国統一の偉業を成し遂げるだろう」と主張した。北朝鮮は7月にも国防委員会報道官を通じて「核抑止力に基づいた報復聖戦」に言及したことがある。東国(トングク)大学北朝鮮学科のキム・ヨンヒョン教授は、「わが軍の延坪島(ヨンピョンド)射撃訓練にこれといった対応を取れなかった北朝鮮は当面脅迫性の発言を続けるだろう」と述べた。金正日国防委員長と後継者の金正恩(キム・ジョンウン)は行事に参加しなかった。

◆「ムスダンミサイルに核弾頭搭載可能」=北朝鮮が10月10日の労働党創建記念日の軍事パレードで公開した中距離弾道ミサイル(IRBM)の「BM-25ムスダン」に核弾頭の搭載が可能という分析が出されている。国防技術品質院技術情報センターのハン・サンスン責任研究院は23日、「北朝鮮の軍事パレードに登場した新型兵器」と題する分析資料を通じ、「ムスダン弾道ミサイルの弾頭重量は1~1.2トンと推定され、平均誤差半径は1.6キロメートルに及ぶ。これは核弾頭搭載が可能だったり核弾頭装備が基本仕様ということを意味する」と明らかにした。

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