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<野球>朴賛浩・李承ヨプに45億ウォン投入のオリックス、それでもプラスの商売

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
オリックス球団はなぜ李承ヨプ(イ・スンヨプ、34)に続き、朴賛浩(パク・チャンホ、37)までも選択したのか。一言で、「残る商売」になる可能性が高いからだ。

オリックスが韓国最高の投手と打者の2人を獲得した背景には、さまざまなマーケティング効果を享受できるという計算がある。試合中継権の販売とファン増加による収益、そして韓国内のイメージ向上まで得られる契機を用意した。

◇年俸より多い中継権料=オリックスは朴賛浩と李承ヨプが所属しているという事実一つだけで、韓国の野球ファンから最も関心を受ける日本の球団になった。韓国ファンはすでに朴賛浩と李承ヨプが一緒にプレーする試合を見たがっている。国内メディアもすぐに試合中継権購買計画を立ててオリックス側と接触し始めている。


日本は各球団が自主的にホーム試合中継権販売権限を持つ。オリックスは日本プロ野球団のうち人気が高いチームではない。中継権料も日本国内で安い球団の一つだ。しかし朴賛浩までがオリックスに合流し、中継権料は予想が難しくなった。

オリックスは2011年、朴賛浩(120万ドル・約14億ウォン)と李承ヨプ(1億5000万円・約20億ウォン)に計34億ウォンの年俸を支払う。朴賛浩のインセンティブ(11億ウォン)を含めた場合、最大45億ウォンとなる。オリックスは少なくともそれ以上の金額で中継権を販売する計算をしているというのが、関係者らの予想だ。

ある放送局の関係者は「李承ヨプ一人がいる場合はある程度計算できるが、朴賛浩までが一緒になり、中継権料をどう算定すればよいのか分かりにくくなった」と話した。別の関係者は「おそらくオリックスは李承ヨプの読売時代の中継権料程度まで考えているかもしれない」と語った。当時、ある国内放送局は読売の試合の中継権を60億-70億ウォン(推定)で購入したという。

◇球団イメージ上昇を期待=オリックスのホームである大阪・神戸地域は在日同胞が多い地域だ。オリックスは朴賛浩と李承ヨプを前面に出しながら、在日同胞を自然に野球場に引き込める。この場合、観客収入とともに関連物品の販売で付加収益までも創出できる。また韓国観光客の誘致にも役立つと予想される。



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