安保理は先月23日の北朝鮮の延坪島砲撃以後、加盟国間の水面下での接触を継続してきた。しかし韓国を支持する米国・英国・フランスと、北朝鮮を擁護する中国の立場が真っ向から対立した。これによって延坪島をめぐる議論は漂流した。当事者の韓国も消極的だった。ややもすると西海5島近隣海域が紛争地域化する恐れがあるとの理由だ。さらに韓国としてはロシアの態度の変化を内心期待していた。先週までロシアは北朝鮮の延坪島挑発を公開的に非難してきたためだ。しかしロシアのこの日の安保理招集要求で韓国は後頭部を殴られた形となった。理由がどうあれ韓半島緊張を高める恐れがある韓国の射撃訓練に国際社会の圧迫が表面化する可能性が大きくなった。しかし国内世論を考慮すれば訓練を取りやめるのも難しい状況だ。
ロシアが韓国と距離を置き中国と歩調を合わせ始めたのも韓国としては外交的打撃だ。 ロシアは北朝鮮を非難し中国と異なる歩みを見せたが、今回は両国の外相が直接電話で会談しながら立場を調整した。このような流れは安保理にも続くものとみられる。
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