中国政府が初めて公式報告書を通じて航空母艦建造と配置計画を明らかにしたと朝日新聞が16日に報道した。中国が空母を西海(ソヘ、黄海)などに実戦配置することになれば、現在世界各地で11隻の空母を運用している米国との海洋軍事力競争は避けられない見通しだ。
新聞によると、中国の胡錦涛国家主席ら指導部は2009年4月の共産党政治局拡大会議で空母建造計画を正式に決定した。その後上海など6カ所の軍関連企業と研究機関で建造を始めた。当初中国政府は周辺国の「中国脅威論」を招くことになるという懸念からこの事実を公表していなかったが、外部公開を望む軍内の考えを考慮して海軍と関係が深い国家海洋局が報告書を通じてあえて明記したとみられると新聞は伝えた。
中国国家海洋局の研究機関の海洋発展戦略研究所が出した「2010年中国海洋発展報告書」によると、「(中国軍は)2009年に空母建造構想と計画を明らかにした。(これは中国が)本格的に海洋強国を建設するために一歩踏み出したことを示す」と位置づけた。
中国はこれまで空母と関連した西側諸国の各種推測に対し肯定は一切していなかった。報告書は空母を作って海洋強国になることを「中華民族の偉大な復興を成し遂げるのに不可欠なこと」としている。2020年までに海洋強国入りするという目標も掲げた。
新聞はまた、中国の公式報告書とは別に中国軍関係者の発言を引用し、「中国が5万~6万トン級の航空母艦を作っており、早ければ2014年に姿を現すだろう」と伝えた。中国がウクライナから購入し遼寧省大連で訓練用空母に改造中の旧ソ連の空母「ワリャーク」(6万トン級)は2012年に就役する予定だ。これとは別に中国初の国産空母は当初2015年に就役する予定だったが、これを繰り上げて2014年に配置する計画だ。また、2020年ごろには中国が原子力空母も完成するだろうと新聞は見通した。
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