後輩の女子中学生を暴行し、これを携帯電話の動画で撮影して回し見た中学生らが警察に捕まった。蔚山（ウルサン）警察庁は１３日、蔚山市内の中学校３年のＡ少年（１６）ら中学生３人を性暴行容疑で調査していると明らかにした。

Ａ少年は１０月中旬から１１月初めにかけ同じ学校の１年生のＢさん（１４）を自宅屋上や後輩のＣ少年（１５）の家などで４回にわたり暴行した容疑を受けている。また、Ｃ少年ら２人はＡ少年の性暴行場面を撮影し、これを友人らに見せた疑いが持たれている。Ｃ少年は警察の取り調べに対し、「自分の部屋を（犯行場所に）貸し、Ａ少年が部屋に入ってくる前に動画撮影用スイッチを入れた携帯電話を電灯の下に隠して設置して１０分ほど撮影した。これを友人らに見せた」と供述した。被害者のＢさんはＡ少年が学校でいちばんけんかが強いといううわさに恐れをなし抵抗できなかったと警察は伝えている。しかしＡ少年は「Ｂさんとはいい仲だ」として暴行ではないと主張している。

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